百年先を見つめ、幕末を駆け抜けた坂本竜馬(上川隆也)。少年時代は男まさりで武芸に秀でた姉乙女(大地真央)から剣の手ほどきを受けていた。19歳になった竜馬は剣の修業のために江戸に向かうが、その途中、意外な出来事が次々と起こり、竜馬を目覚めさせていった。江戸に着いた竜馬は、千葉道場の千葉貞吉(松本幸四郎)に剣だけでなく生き方までを学び、千葉重太郎(高嶋政宏)や貞吉の娘さな子(松たか子)らに受け入れられる。
そんな折、江戸に黒船襲来の大事件が起こった。ペリー率いる黒船に震える幕府を見たとき、竜馬の中で戦慄が走った。中岡慎太郎(岡本健一)、桂小五郎(石黒賢)との出会いの中、日本は開国か攘夷か、幕府か朝廷か、と大きく揺れ動いていた。竜馬が学問に目覚めた頃、江戸ではまたしても大事件井伊大老の暗殺が起こる。その後脱藩した竜馬は高杉晋作(西村和彦)に出会うが話...
調査官広川(上川隆也)は、中信濃支部へ転勤となった。隣の美和支部には先輩の小田調査官(麻生祐未)がいて、久しぶりの再会も楽しみだ。広川の初仕事は、赴任途中に目撃した少年五人組のオヤジ狩りだった。仲間の少女ミチ(近藤綾子)が、携帯電話のメールで中年男性を誘い出し、金を巻き上げる手口。何と二件目の被害者は、ミチの父親(大谷亮介)だった。また広川は、元調査官だった沢田(小林桂樹)と知り合い、その家に住むことになった。少年犯罪を生み出しているのは、自分さえよければいいという大人たちではないのか…との視点で矢島正雄脚本岡崎栄演出は、オーソドックスに紡いでゆく。上川と麻生の呼吸もいい。【以上、朝日新聞2002/08/17付「試写室」より引用(署名あ)】。各話サブタイトルは以下の通り。第1回「オヤジ狩り」、第2回「なぐられる人」、第3回「再逮捕」、第4回「父...
11本目となる「遺留捜査スペシャル」の舞台は瀬戸内海に浮かぶ架空の島、蒼海島(あおみじま)。京都市内で不動産会社の営業スタッフ坂上千尋の遺体が見つかる。彼女はかつて蒼海島出身の男性と結婚し、島で暮らしていたことが判明。さらに最近には、蒼海島の土地売買をめぐって島民とトラブルを起こしていた事実も浮上する。糸村は被害者が持っていた神秘的なガラス玉に魅せられ、蒼海島のガラス工房へ。そこで出会ったのは、被害者の元夫でガラス職人の相良克典。彼は、糸村も驚きを禁じ得ない人物だった。
ドラマ『恋を何年休んでますか』のスペシャル。それぞれの決断を下した3人のその後を描く。有子(小泉今日子)が働き始めて3ヵ月がたった。まゆみ(飯島直子)は一郎(山口祐一郎)と相変わらずの仲。有子はまゆみから、咲子(黒木瞳)に会いにアメリカへ行こうと誘われる。「小西有子(小泉今日子)は友人坂口礼子(森尾由美)の紹介で、ネット販売会社で働き始めて3ヶ月。張り切って働いていた。会田まゆみ(飯島直子)は美容室もうまくいっていて、人気俳優となった夫の一郎(山口祐一郎)とのニューヨーク旅行を楽しみにしていた。ところが急な追加公演が決まり、一郎は行けなくなってしまう。そこでまゆみは有子に、ニューヨークは堀川咲子(黒木瞳)がいるボストンも近いし、英語ができないから一緒に行ってほしいと頼み込む。 家族のことを考え渋る有子。しかしまゆみは有子の夫良平(仲村トオル)まで...
浅野温子、浅野ゆう子の‘W浅野’主演で人気を博したTVドラマが、9年ぶりにスペシャルとして復活! 幼稚園から36年来の親友である、女2人の恋愛騒動を描く
『東京ラブストーリー』の柴門ふみ原作、‘大人の恋愛’を3話のエピソードで綴るオムニバスラブストーリー。「空に星のある限り」「愛人志望」ほか、全3話
同名の闘病記を基に、家族の愛の物語を綴った「涙のアンパンマンマーチ」。平凡な主婦がガンと判明し、夫とともに始まった凄まじい闘病生活…。見舞いに訪れる子供たちが妻の支えとなり、一緒に歌った「アンパンマンマーチ」を口ずさみながら自分を励ます。思い出を作るために病を押して行動する夫婦の強い絆を、実力派俳優の財前直美と上川隆也が爽やかに演じた、涙なくしては見られない感動の物語。
原島久美子(財前直見)と貞行(上川隆也)の夫婦は3人の子供にも恵まれ幸せに暮らしていた。ある日、久美子が体の不調を訴え、検査入院しガンということが判明する。そこから夫婦の病気との戦いが始まった…。久美子は進行がはやいといわれるスキルス性のガンで、貞行は久美子が希望した通り、病名を告げる。2人はともに戦う決意をする。貞行は会社に長期の休暇願いを出し、子供たちは久美子の実家で暮らすこ...
とある漁港で働く森脇耕一(上川隆也)は、妻和代(羽田美智子)、息子耕平(鎌田拓充)と3人家族。今は幸せなこの家族に思いもかけない出来事が起こったのは3年前のことだった…。
3年前、耕一は住宅販売会社の優秀な営業課長で順風満帆な人生を送っていた。だが、社内でのある事件がきっかけでリストラの対象となり、関連会社に出向させられてしまう。そんなある日、耕一の携帯電話に和代から連絡が入る。和代は耕平が誘拐されたらしいと言うのだ。急いで帰ると今度は家の電話が鳴り、電話の相手は和代に「お前の息子を誘拐した!」と告げる。さらに電話を代わった耕一に対して「子供を誘拐しろ!」というとんでもない指示を出した。その子供とは羽村裕貴也(田中碧海)6歳。警察に知らせると耕平の命はない…。やむを得ず、犯人の指定した少年裕貴也を誘拐する耕一と和代。その後も犯人の指示通りに動く...