天涯孤独の青年健一がアダルトビデオの女忍者陽炎をオカズにオナニーしていた。敵役の梅毒に突き抜かれる陽炎。その時、健一の背後の壁が崩れ、古びた巻物が出てきた。それはこの家に代々伝わる秘伝書だった。
健一の先祖は、紅曼(コーマン)党の頭目猿股佐ノ助だったのだ。健一は自称科学者の林に古文書の解読を依頼した。そこには性の秘術を極意とした忍術ならぬ淫術の奥義が書かれていた。健一はそこに書かれていた呪文を唱えるが、間違えてしまったことで、時の彼方から紅曼党くノ一楓が現れた。
いきなり現代に呼び寄せられ心細くなる楓。健一は彼女を守ると意気込む。そんな彼の心に打たれ、楓は身を委ねた。そして二人は巻物に書かれていた淫術を試す。巨根化した健一は楓を絶頂に導いた。
一方、林が別の呪文を唱えたことで、悪のくノ一修羅が400年の眠りから覚め…
曇天の河原。高架橋の下に佇む、花柄のワンピースの女カズコ。彼女は幼い頃、この場所に捨てられ、そこで暮らすホームレスの男に育てられた。
良夫は恋人のサチコにエンゲージリングを差し出すもフラれてしまう。、苛立ちながら夜道を歩いていた彼は、ガード下に立ち体を売るカズコに声を掛けられ、彼女とラブホテルへ向かった。荒々しい行為をされるがままに受け入れるカズコ。事後、良夫はカズコの目の前で指輪ケースを開いて見せた。自分にもこんな日が来ようとは思いもしなかった彼女は、運命を感じずにはいられなかった。
数日後には、河原の集落へ良夫も訪れ、カズコはホームレス男にさよならを告げた。そして、カズコは良夫の両親、武と容子に愛想よく出迎えられ、喜びと緊張を胸に抱いた。家族間での隠し事はしないという事で、彼女の貧しい生い立ちを知っても、両親たちは優しく受け止めてくれた。
そし...
章子と夫功は、端からは幸せな円満の夫婦に見えているが、功が会社の重役で毎晩帰りが遅く、気づけばセックスレスになっていた。章子は淋しさに包まれていた。
そんなある日、家に週刊誌の記者小山が訪ねてくる。彼は1ヶ月月半ほど前に起きた強姦事件を追っていた。小山の発言で悪夢を呼び起こされる。
1ヶ月前、家を訪問した押し売り販売員森田によって章子は暴行されてしまった。功に離婚されることを恐れ、その事実を誰にも打ち明けていなかった。だが、犯人の供述によりマスコミが嗅ぎつけてしまったのだ。小山を追い返した功は、会社での立場を気にするあまり、章子に罵声を浴びせ、険悪状態のまま家を出た。
その夜、帰って来ない功を思い、ベッドで悶々と自身の肉体をまさぐる章子。そこへ功から、1ヶ月ほど海外に出張すると電話が入る。その間ほとぼりを覚ますために、章子に別荘にでも行くよう告...
1990年代バブル期の空気を振りまく地下セクシーアイドル「ベッドイン」の主演映画。若手監督とアーティストがコラボレーションした作品が集う「MOOSIC LAB 2015」に向けて製作上映され、審査員特別賞および女優賞を受賞した。新進気鋭の若手女性監督ユニット「破れタイツ」の前に、バブリーな2人組「ベッドイン」が現れ、トレンディな映画を撮影することになる。しかし、破れタイツの2人は、「トレンディ」が何か分からない。そんなジェネレーションギャップを抱え、ベッドインの強烈で奔放な言動に振り回されながらも、映画制作は進んでいくが……。監督は「恋のプロトタイプ」などを手がけ、中村公彦の名で俳優としても活動しているサーモン鮭山。
In this erotic martial arts epic, Kaede is on an assignment to penetrate a cult that has exerted its power in secret for centuries. Although she is able to join the group, a priest curses her with a passion for a precious religious object, and this all-consuming lust may derail her hopes of a successful mission.
翔一はバイト先の喫茶店で客の菊池と梓のカップルと揉め、菊池にジュースを浴びせられ罵倒された。だが何故か彼はうっとりしていた。店長から叱られ落ち込む彼を慰めたのはバイト仲間の愛美だった。
二人は急接近した。だが翔一には、女性の体に液体を塗りたくってセックスし、幼くして亡くした母親を思い出すという性癖があった。愛美は彼から逃れられず嫌々ケチャッププレイをさせられた。
翌日、翔一に父の訃報が届いた。父徳三はケチャップ会社の社長だったが、翔一は早く息子を一人前にしようという親心から勘当されていた。徳三の遺言で翔一は社長の座に就き巨額の富を手に入れた。そして仕事を部下に押しつけ大金を手に愛美を弄んだ。その後、街で菊池と梓を目撃し怒りに燃えた翔一は二人を拉致し社長室に監禁した…
サラリーマンの父浩介、専業主婦の母加奈子、一人娘の女子大生美織が暮らす一軒家。どこにでもある平凡な日常を、盗撮と盗聴で観察する蕪木。
浩介は妻に対してだけEDになり、四十を過ぎて女盛りの加奈子は欲求不満に陥っていた。一方、美織は時々見かけるランナーにご執心で、自室で彼を思ってオナニーに耽っていた。
翌朝、浩介は出張に出かけ、美織も大学へ向かった。先日の合コンで顔合わせした南部と美織。友人茜の勧めもあり、大学で彼に食事に誘われた美織はついて行く。その帰り道、例のランナーとすれ違い、胸を高鳴らせる。
出張先のホテルでは、浩介が数年前から関係を持つ主婦愛美と落ち合い、妻に悪いと思いながら彼女との情事に溺れていく。出張の増えた浩介のお陰で、母娘ふたりの生活は慣れたもの。娘のピチピチした身体を見て、自分との差に溜息をこぼす加奈子。
そんな矢先、登校中...
晶子は夫の繁文と義理の息子文也の三人暮らし。大手証券会社に勤めていた夫が昨年突然のリストラに遭い、何不自由ない生活が一転し家計が苦しくなった。繁文は警備会社にアルバイトとして就職したが、年齢的にも体力的にも負担がかかっていた。そんなある日、友達のさつきがアルバイトの紹介に家にやって来た。クラブのホステスらしく、水商売経験のない晶子は戸惑ったが、強引なさつきの誘惑に負けて事務所に向かった。そこでは面接官の三浦がビデオ片手に面接をはじめた。晶子はメイド風の衣装に着替えさせられ、やがて彼の愛撫に溺れていった。晶子が受けたのはデリヘルの面接だった。そこへ客からの連絡が入り、晶子はホテルへと向かった。それから数週間後、晶子は様々な客のニーズに応え、コスプレやSMなどを経験し、デリヘルナンバーワンとなったが…
ムショ帰りのヤクザ立花は、昔の女が住んでいたアパート前に辿り着く。ベランダに見える黄色いパンティ。待っていてくれたのだと感極まり、その部屋を訪ねた。玄関のドアを開くシスター絵美。見知らぬ男が胸元に顔を埋めたかと思えば、勢い良く押し倒された。咄嗟に悲鳴を上げると、男は驚き、同時に奥から修道服を纏う怜子と香織が現れた。
彼女達はこのアパートの一室を「協会」とし、昼間は地域貢献のボランティア、夜は修道女バーに切り替えて生活していた。かつて、竹中が神父を名乗り勝手に「教会」と貼紙をしたことから始まり、男に泣かされ行き場をなくした女達の駆け込み寺となった。だが、竹中は半年前に他界していた。
出所後に本気で結婚を考えていた音がいない事に打ちひしがれ飲み歩く立花。辿り着いたのは彼女達の店で、気づけば心中を語りながら泥酔してしまう。
官能小説家でアパートの隣人小...
高級ホテルの一室。現れた凪を一目で気に入る中年男田中。極上のサービスを受けた田中は5万円を渡し、また指名すると満足気に帰って行った。凪は帰宅途中の商店街で、閉店後の店の前に泥酔して寝ている若い男マキを見かける、彼に意識があることを確認するとほっと息を吐いた。
翌朝、凪の家で目覚めたマキ。家出中の彼は、炊事や洗濯をするから暫く置いて欲しいと懇願する。悩んだ末、凪は了承した。
凪の先輩にあたるホテトル譲のりょうは常連客の加賀と5年越しの付き合いだった。加賀はりょうに本気で惚れ、事後プロポーズするが、りょうはすぐに返事が出来なかった。その話を聞いた凪は大賛成した。だが、バツイチのりょうにとって簡単に決心できる事ではなかった。
凪がホテトル譲と知ったマキは、趣味の写真を撮る以外は何もない自分と比べ、彼女を尊敬した。そんなある夜、凪とマキは自然と結ばれた。...