川奈龍三が一代で築き上げた巨大自動車メーカーカワナ自工は、一層の成長を目指してアメリカオハイオ州に自社工場を建設しようとしていた。しかし、アメリカでは怒とうの進出を続ける日本車排撃の嵐、米自動車労組の反対に加えて、イタリアのレースでカワナのマシンが事故を起こしてドライバーが死亡するなど、様々な困難に見舞われる。
大手自動車メーカーカワナ自動車工業はアメリカオハイオへの工場進出をめざしますが、アメリカ自動車労連の反対運動などにより、部品を日本から運ぶノックダウン方式から現地共同生産方式に変更を迫られます。これを契機に社長川奈龍三(三船敏郎)、冬木専務(丹波哲郎)、野村専務(二谷英明)らの意思がぶつかりあい、その攻防は、冬木とは長いつき合いの山岡悠吉(鶴田浩二)が経営する部品メーカー山岡製作所を巻き込んでゆきます。さらに、カワナニューヨーク...
1988年4月14日から7月7日まで、フジテレビ系列で毎週木曜 20:00 – 20:54に放送されたテレビドラマ(全11回+番外編)です。
南条 円(20):南野陽子 主人公。南条病院の一人娘
花岡 健(30):田代まさし 花岡家の長男で、内科小児科医。
花岡 康(28):村上弘明 花岡家の次男で、花岡病院の外科医
花岡 優(23):中村繁之花岡家の三男。 医大生
森 雪子(20):工藤静香 見習い看護婦。東北で生まれ育ったため東北弁を話します。
佐山 忠治:所ジョージ 弁当屋「佐山キッチン」店主。
石毛 英子:山瀬まみ 看護師。外科外来担当。
中畑 君子:松居直美 看護師。内科外来担当。
広岡 理子:高橋ひとみ 主任看護師。外科外来担当。
長島 千枝:村上里佳子 主任看護師。内科外来担当。
花岡 良子:相川恵里 花岡家の長女。高校生。
川上 ...
秘書から名家の後妻となったヒロイン睦子(若尾文子)。複雑な家庭の中で苦悩する睦子があらゆる困難を乗り越え、自らの手で先妻の影をぬぐい去り、本当の妻、母の座を得るまでを描き、人間のエゴイズムについて問いかける。ベテラン秘書睦子は、恋人平井(竜崎勝)も友人加津子(吉野佳子)に奪われ、仕事一途の日々を送っていた。そんな矢先、睦子は妻を失った常務高杉晃一郎(二谷英明)の後妻にと望まれた。二人だけで式を挙げた軽井沢教会の庭に睦子は花みずきを見つけ喜んだ。【以上、毎日新聞1978/09/24付より引用】【役名(演技者)】高杉睦子(若尾文子)、高杉晃一郎(二谷英明)、伊沢英介(田村正和)、由加(坂口良子)、和美(中田喜子)、高杉たき(木暮実千代)、平井(竜崎勝)、加津子(吉野佳子)、業界紙記者須山(鹿内孝橋爪功)、高杉紘一(高野浩之)、工藤(渥美国泰)...
大手電機メーカーM社のエンジニアが殺害された。被害者はライバル企業O社からの引抜を受け、転職の決意を固めたばかりであり、殺害された理由もそこにあるのではないかと見られた。
同じ頃、神代に外資系ヘッドハンティング企業の女が強引に接触。将来の日本支社長として破格の条件で引き抜こうとするが、神代は「私は根っからの警察人間ですから」と一蹴する。会社に戻った女を待っていたのは叶と吉野。O社の依頼を受けて、被害者の引抜を画策していたのは、この女だった。事情を聞く叶たちだが、女は守秘義務を盾に証言を拒む。
M社では、被害者は上司の説得で転職を思い止まったと主張。一方、O社では「転職は決まったも同然だった。機密漏洩を恐れたM社の仕業に違いない」と憤慨する。食い違う両社の主張は、どちらが正しいのか?また、「私は何も知らない」と口をつぐむ被害者の妻の態度にも不審なものが...
マカオの賭博師の中でナンバーワンの実力を持つモノクルの楊が氷室の黄金の左手に屈してから、マカオ賭博団はその後釜を決めるべく騒然となっていた。「氷室を殺したやつが後継者になれる!」と厳しい選考が行われ、通称「殺し屋」の異名を持つギャンブラー、ヌイサップが氷室の挑戦者に決まった。その頃、氷室は神戸で顔見知りのテキサスキッドの家に身を寄せていた。かつてはイカサマ賭博で名を馳せたキッドも今では街頭で拾ったというノン子と二人で西洋占いをしながら細々と暮らしていた。ある夜、地下賭博場でノン子がイカサマ賭博をしていると、その腕に惚れ込んだマカオ賭博団の一味、坂口がノン子を香港に売り飛ばそうと連れ去ってしまった。助けを求めるノン子の口から氷室の名が飛び出すと、氷室を探していたマカオの組織は俄然、色めき立った。マカオの大ボス何明巴は直ちに氷室を呼び出すと、そこに...