虫プロの企画によるSFアニメ。医療機器メーカーのテルモが単独でスポンサーを担った番組で、物語内容も医学や人体の神秘などを扱っているのが特徴。西暦2121年の日本。怪異な浮遊衛星X23と宇宙生命探査船グリーンスリーブス号が遭遇してから2年が過ぎようとしていた。消息不明の同探査船の隊長であるスギタ博士を父に持った長男ススムは、総合健康科学研究所フェニックスタワーの所長ドクターミヤから特殊医療部隊ホワイトペガサスへの入隊を求められる。ミクロ化することで人体への潜行が可能な突入艇ワンダービート号に乗り、原因不明の病気に苦しむ患者の体内を調べるススムたちだが、なんとそこには高度な知能を持った異星人ヒューが! 本作の実制作はマジックバスが担当。ちなみに番組の終幕部には、企画監修である作家手塚治虫が各エピソードの内容に準じた人体器官などの解説を行っている。...
漫画家平田真貴子の原作による大正時代を舞台にしたレトロタッチの大河メロドラマをOVA化(全4巻)。
20歳の誕生日を迎えた羽生子。侯爵の娘である子は華やかな誕生パーティを開くが、貧しい環境で育ったメイドの内田沙羅もまた今日が20歳の誕生日だった。古い因習を嫌う子は沙羅を友人として扱うが、沙羅自身は身分の差を意識してしまう一方、子の婚約者西園寺清洲にほのかな恋心をよせる。このパーティの後、チンピラにからまれる子と清洲だが、そんな二人を青葉組の組員にして鷹の異名を持つヤクザの伊東タカオが救った。これを機に自由奔放な愛に目覚めた子は鷹を激しく追う一方、清洲を沙羅に半ば押し付けてしまう。だがこれが原因で沙羅は羽生家を去ることとなるが、自分自身が孤児であった鷹はそんな彼女の力になろうとする……。
第二次大戦末期の一大戦禍「福岡空襲」についての証言集『火の雨が降った』をベースにした、反戦テーマの劇場アニメ。日本の主要都市の大半が米軍の空襲を受けて焼土と化していた昭和20年。その6月19日に米国の爆撃機B29の編隊230機は、静かに市民が眠りにつく福岡を襲う。少女頼子の手をとって防空壕にとびこんだ友次少年は、夜空に降り注ぐ焼夷弾を見て「火の雨だ……火の雨がふる!」と絶叫した。疲弊した福岡。その年、700年も続いていた福岡市の伝統祭事博多祇園山笠はついに行なわれることはなかった……。キャラクター原案を漫画家の長谷川法世(『博多っ子純情』)、音楽はクニ河内、ナレーションは米倉斉加年と、多数の福岡出身の文化人が参加。子供のCVは、地元の児童19人が出演している。
虫プロの企画によるSFアニメ。医療機器メーカーのテルモが単独でスポンサーを担った番組で、物語内容も医学や人体の神秘などを扱っているのが特徴。西暦2121年の日本。怪異な浮遊衛星X23と宇宙生命探査船グリーンスリーブス号が遭遇してから2年が過ぎようとしていた。消息不明の同探査船の隊長であるスギタ博士を父に持った長男ススムは、総合健康科学研究所フェニックスタワーの所長ドクターミヤから特殊医療部隊ホワイトペガサスへの入隊を求められる。ミクロ化することで人体への潜行が可能な突入艇ワンダービート号に乗り、原因不明の病気に苦しむ患者の体内を調べるススムたちだが、なんとそこには高度な知能を持った異星人ヒューが! 本作の実制作はマジックバスが担当。ちなみに番組の終幕部には、企画監修である作家手塚治虫が各エピソードの内容に準じた人体器官などの解説を行っている。...