恋人の小椋貴史から、結婚を申し込まれた戸越杳子。その直後に父が病死。葬儀後、関係が良好だと信じていた母と祖母の確執が浮上し、ショックを受ける(原作では亡くなったのは祖母。幼少期から母との確執を目の当たりにして来たとなっている)。結婚に不安を抱きながらも貴史の家族に挨拶をする杳子。暖かく迎え入れられたようであったが、庭の離れで見かけた不気味な老女に不安を抱く。結婚直後に貴史は中東アジアへ単身赴任を命じられ、同時に姑である綾乃への反論、義妹である沙江子の婚約者、逸郎からの付きまとい行為を誤解された杳子は憎悪の対象となってしまう。貴史の従姉妹でもあり、元恋人の涼香と手を組んだ綾乃は杳子に対し、逸郎、そして舅の孝夫との不倫、大姑の澄代の殺害などの言い掛かりを付ける。
父に溺愛されて育った娘が愛に目覚めたとき、次々と血なまぐさい殺人事件が起き始める。
美貌のデザイナー高桑万里(MIE)をめぐり、その恋人や友人たちが繰り広げるラブコメディ。話数カウントはNo.11。
万里と会社員倉沢潤一(布施明)は恋人同士。しかし万里に商品デザインを依頼した元レーサー矢島直人(西城秀樹)が万里を口説き始める。一方、万里の友人で倉沢と同じ会社で働く平野小枝子(朝加真由美)が不倫の悩みを倉沢に相談して急接近。また矢島の店で働く柴川正樹(野々村真)は、レーサーを目指す傍ら、万里の妹朋江(藤井一子)に心を寄せるが、朋江は杉本高志(保阪尚輝)に声を掛けられる。
オープニングでは実際のオートバイレースやモトクロスの映像を使用していた。同じ木下プロ制作の『毎度おさわがせします』シリーズや『夏体験物語』のような人気は出なかった。
本作をもって『あんたがたどこさ』以来14年続いたTBS火曜9時枠の連続ドラマは一時中断。19...
原作は当時現役の高校教師だった多賀たかこ著の同名エッセイ(よみは「はいすくーるらくしょ」)。朝日ジャーナルノンフィクション大賞受賞作。原作では群馬県立赤城農林高校(仮名、モデルは群馬県立勢多農林高等学校)という農業高校が舞台だったが、ドラマでは工業高校に変えられた。原作は女子進学校から転任してきた女性教師が、のどかな中で問題行動に走る高校生気質と、普通科よりもランクが低い、学力困難と見なされる農業高校での日々を綴ったもの。ドラマは一躍ブレイクしたが、ドラマのプロデューサーが知人が在籍していた羽田工業高校の1970年代後半から1980年代前半のOBに取材し、青山学院大学卒の新卒の女性教諭が生徒と起こしたトラブルがドラマのパートIの主なエピソードとなっており、原作タイトルだけを引用しただけで全く違う内容と言ってもよい。
斉藤由貴演じる新米教師諏訪いづみ...
あなたの子は誰の子ですか”
あまりにもショッキングなテーマ。あまりにもエキサイティングな展開。こんな問題作を「学園ドラマ」と呼んでいいのだろうか。 (番組宣伝資料より)
神はこの世に生まれた全ての生を嘉(よみ)したもうか…。 この物語は愛の神に心を委ね、生きる事への過酷な挑戦を試みた一少女の愛のロマンである。 (オープニングナレーションより)
幼馴染みとして育った杉浦葵と進藤宗次郎は、ともに同じ高校に通う高校2年生。両親も認めた恋仲で、幼さ残る仲睦まじい二人だった。 そんな二人とは対照的に、葵たちと同い年で宗次郎の継母百合の歳の離れた弟朝比奈拓也は、母と釧路でひっそりと生活していた。ところが、拓也の母の死により上京し、渋谷の宗次郎一家に身を寄せ、葵たちと同じ高校に通うことになった。上京した拓也は、初対面で葵に強烈な一目惚れをしてしまう。 しかし...
おかず横丁の地主小谷治夫(品川徹)が刺殺された。小谷は生前、脇田不動産におかず横丁の底地を売却していたらしい。長年店を構えていた早見涼子(原日出子)や大川広美(柴田理恵)たちはショックを隠せない。事件現場の雨戸には、涼子の弁当屋で働く矢吹雅人(佐野泰臣)の指紋が残されていた。2年前、雅人が起こした事件で恋人を殺された山村幸代(青田典子)は、雅人を犯人にしようと偽名を使って嘘の証言をする。涼子は雅人の無実を証明するため幸代を説得するが、幸代も何者かに殺害され…。