君に届け!恋のミラクルシュート。
某大学バスケットボール同好会。バスケをダシに合コンばかりやってるナンパ野郎のサークルだ。そこへ元日本代表のスポ根ゲイおやじがコーチにやってきた。生徒は誰もがやる気がないのを、何とかしようとスポーツの楽しさを教え込むはずが、ついイケメンだらけなのに引き込まれ、同性愛の楽しさを教えはじめてしまい…。
ゲイには人気が薄いバスケットボールのスポ根ラブストーリーだが、バスケで鍛えている、しなやかな肉体美もなかなか捨てがたいぞ!と再認識させてくれる作品だ。
会社員の隼人はフリーターの竜也と同棲中だ。
二人には夢があるお金を貯めていつかゲイバーを経営する事だ。
そうすれば二人はいつも一緒にいられる。夢の実現に向けて頑張る二人。
出勤前に夢の話をしながらSEXした日、隼人は憂鬱だった。
上司から見合いの話を勧められていたのだ。
もちろん竜也には内緒だ。つい一人になると気が滅入っていた。
そんなある日、竜也の昔の恋人藤田が部屋に押しかけてきた。
なんと彼はニューハーフになっていたのだ。
ぜひ、この機会を、お見逃しなく!
出版社勤めの慎太郎は近く昇進の話も出るなど順風満帆な人生を送っていた。だが彼にはゲイだという秘密があり、バーテンの友則と同棲中だった。最近仕事が忙しくすれ違いの日々が続いており、その上慎太郎は大学時代の恋人陽一を今だに思い続けていた。
ある日、残業していた慎太郎の所に、仕事上のパートナー実花が酔って現れ誘惑した。彼女は慎太郎に思いを寄せていた。しかし煮え切らない慎太郎の態度に実花は泣き出した。仕方なく慎太郎は自分がゲイだと告白すると、その時鈴の音がし電話が鳴り、同時に実花が消えた。電話は陽一からで、彼は会いたいと言った。電話が切れると足下には鈴が落ちていた。それはかつて陽一と旅行先で買いなくしてしまったものだった。
数日後、慎太郎が帰宅しようと車に乗り込むとまたもや鈴の音がし…
トラック運転手の勝馬は牧場の娘広子が運転する車に衝突された。広子は勝手に文句を言い走り去った。
その夜、勝馬はホテルでひいきのデリヘル嬢花を抱くと、いつものように金をせびり競馬新聞を広げた。呆れ顔の花は縁起担ぎに近くの牧場の名馬の墓参りを勧めた。
勝馬が墓を訪れると、仁王立ちの広子と牧童の守と良二に怒鳴られ馬をけしかけられた。訳の分からぬまま勝馬は逃げた。その夜、勝馬は近所の居酒屋で牧場経営が危ないことを愚痴る良二の声に聞き耳を立てた。その後、酔って寝てしまった彼は夢を見た。19世紀のアメリカ西部の町、ならず者の一味が広子に迫るのを賞金稼ぎの勝馬が助け、恋におちるというものだった。
翌日、勝馬は牧場で働きたいと申し出た。広子は断るが彼女の父親代わりである守の助言で働けることになり…
会社員の慎吾は地震のはずみで落ちてきた一枚の川柳を見て大学時代を思い出した。
当時彼は恋人のエリと同棲をはじめ、将来を誓うために神社にお参りに行く。その時、二人は傾いていた道祖神を直してやった。
数日後、エリは慎吾と喧嘩し部屋を飛び出し、同郷の先輩横山を頼った。やがてエリは慎吾のもとへ帰ろうとするが、横山は彼女に愛を告白し押し倒した。
同じ頃、慎吾の所に仕事で上京したエリの姉美紗が訪ねてきた。その夜、慎吾は隣で眠る美紗を抱く夢を見た。だが果てる瞬間、美紗がエリに変わっていた。慎吾はエリに「すぐ帰って欲しい」と謝りのメールを入れるが、彼女の元へ届いたのは「二度と帰ってくるな」という文だった。エリは慎吾の真意を確かめるために部屋に向かった。行き違いで途方に暮れるエリの前に、慎吾の姉と名乗る美紗が現れ…