都内の公園で48歳の輸入家具会社経営者が殺された。殺人現場に残された写真に秘められた事件の真相とは?左近(古谷一行)とかおり(木の実ナナ)のおなじみコンビが東北の秘湯をめぐりナゾを解く。撮影協力:ホテルリステル新宿、ナガオカ スタジオ、POPACOCO SHIBUYA、エリットバッグ。
マスコミでも評判のエステの経営者茜は、結婚離婚を繰り返し、今は恋愛すら億劫になり男を性の対象としか考えなくなっていた。そんな茜の生活をたしなめるのは、共同経営者リカだった。長年の交際の末に、最近結婚した夫武との性生活も充実していた。茜の娘愛子は、母に似ず大学の学業のほかに家事までこなすしっかり者。最近、彼氏の純と喧嘩し悩んでいた。それを信頼し父のように慕っているゼミの教授桂木に相談する。桂木は愛子にいいアドバイスをして励ました。その頃、茜は自宅に若い男繁を連れ込み、リカから聞かされた気絶するようなセックスを実践しようとしていた。事後、帰り道に転倒して怪我した愛子を桂木が送ってきた。茜は中年の桂木が愛子の交際相手と誤解し、冷たく追い返してしまう。誤解を知った茜はお詫びに桂木を自宅に招く…。
弓子は元ボクサーの夫圭吾、幼稚園に通う息子の浩太と平穏な毎日を送っている。隣室の涼子の夫はプロレスラーの誠二である。涼子は小説家を目指しながら塾講師をする年下の向井と不倫している。
圭吾はジムの会長から取立て屋のような仕事を請け負っているが、最近うまくいっていなかった。いじめに遭っている浩太は幼稚園へ行くのを嫌がった。幼稚園を休ませおもちゃを買いに出た帰り道、弓子が電話をしている間に酔っぱらいのおじさんが振り回した一升瓶が当たり、浩太は怪我頭にをしてしまう。
その夜、話を聞いた圭吾は弓子の頬を張った。弓子も反論するが圭吾の勢いに負けて部屋を出た。その後弓子はたまたま会った向井と自棄気味にホテルへ行った。
一方、圭吾はひょんなことからAV嬢のあかねと知り合い、肉体関係を結んだ…
大阪で団地に暮らす秋江は、テレクラで知り合った進次とその場限りの関係を持つ。彼女の夫である和彦は愛人のもとに行ったきりでほとんど家に帰ってこない。そんな中、偶然、団地で進次と再会した秋江は彼との情事に溺れていく。
「月刊シナリオ」誌第二回ピンク映画シナリオ募集で準入選した尾上史高の脚本による堀の監督第二作。堀が出演を切望したという速水今日子(大阪出身)が揺れる中年女性を好演
カメラマン志望の奈緒(冴島奈緒)はフォトコンテストに出す写真撮影のため、彼氏の浩平と沖縄旅行に来ていた。開放的なクルーザーのデッキで2人は抱き合っていたが、近くの島に人影が見えた。浩平が望遠レンズを向けるとビーチには俳優の速水譲二(佐和たかし)と白人の女(デボラアゴスティ)がいた。奈緒が2人を撮ろうとすると、速水は顔をそらした。その夜、奈緒は一人で島に上陸しそこで速水と女の濃厚なセックスの撮影に成功するもそれを見つかってしまい、フィルムを奪われる。だが奈緒は股間に隠していたフィルムを東京の雑誌社に持ち込んだが、フィルムには何も写っていなかった。一方、沖縄に残された浩平だったが、カメラ片手に現地の女の子に声をかけ回っていた。その中であの白人女の仲間の秋子(中原みき)という女に行き当たる。その頃、奈緒が自宅マンションに戻ると何者かに部屋が荒らされていた...