極真空手の開祖である大山倍達の生涯を綴った作品で、原作は週刊少年マガジンに連載された原作:梶原一騎、作画:つのだじろう/影丸譲也の長編劇画。アニメの製作はトムスエンタテインメント(当時は東京ムービー)が行った。このアニメ化に際し、主人公の名が大山から架空の青年飛鳥拳に変更されている。戦地から復員してきた青年飛鳥拳。目的も無いまま荒れる日々を過ごす拳だが、そんな彼の運命を一冊の本が変える。吉川英治の小説『宮本武蔵』に描かれた、剣豪武蔵の生き様に感銘した拳は、自らの進む道を己の腕に見出す。山ごもりの過酷な修行を経た拳は、日本の空手界に怒涛の殴り込みをかける……! 原作は1971年から1976年まで続いた大長編だが、本アニメ版は基本的に大山が日本や世界を転々とする第1部の物語に準じた内容となっている。エンディングなどで使われる空手稽古の実写映像も臨場...
放映年である1972年にドイツ(当時は西独)ミュンヘンにて行われたオリンピックに出場する、男子バレーボール日本代表の奮闘を描いた作品。東京五輪にコーチとして帯同し銅メダル、4年後のメキシコ五輪では監督として赴き銀メダル。バレーボール全日本を率いるその松平康隆氏が次に成し遂げるであろう偉業に、日本人はオリンピック開幕前から固唾を飲んで見守っていた。実際に試合をする各選手たちは、どんな想いを抱いて日々の厳しい練習に打ち込んでいるのか? その軌跡を追っていく。練習風景は実写によるドキュメント、選手の実像に迫るエピソード部分はアニメを用いて描かれている。なお、見事ミュンヘンにて男子バレーが金を獲得したこと記念し、総集編的な内容の特番が放送終了後しばらくして製作放映された。
1972年8月27日から同年11月26日までTBS系列の『不二家の時間』枠(日曜 19時30分 - 20時00分)で放送。日本テレビ動画とTBSの共同製作で、実制作は前番組『アニメドキュメント ミュンヘンへの道』から引き続き日本テレビ動画が担当した。全13話。
本作の制作主任であった下崎闊(真佐美ジュン)の回想によれば、チーフディレクターの正延宏三との仕事上のトラブルから下崎が8月末で制作主任を降りたことで立ち行かなくなり、当初の予定2クールのところ局発注額分の1クール分を作った時点で制作終了になったということである。安藤健二の調査では、第10話以降は日本テレビ動画の実質的な経営者であった渡邉清(別名新倉雅美)が「プロデューサー」のクレジットから消え、渡邊自身も1972年10月9日付で日本テレビ動画の取締役を辞任しており、何らかのトラブルの存在をう...
ストーリーの展開は下記に示した各期それぞれに異なるが、宇宙のかなたからやってきたヒロインコメットが地球に降り立って、「地球での困りごとを魔法を使って解決していこう」というコンセプトは共通である。アメリカ映画『メリーポピンズ』がヒントとされている。
魔法にはバトンを使用する、お手伝いさんとして住み込んでいる、歌が重視されている点も共通(それぞれ、住み込んでいる家庭の父親または母親が歌う点も共通)。
第1期(九重佑三子版)
放送時間 月曜19:30 - 20:00(30分)
放送期間 1967年7月3日 - 1968年12月30日(79回)
出演者 九重佑三子
オープニング 九重佑三子「コメットさん」
1967年7月3日 - 1968年12月30日にかけて毎週月曜19:30 - 20:00にTBS系列でブラザー工業提供の「ブラザー劇場」...