1987年に女性のエイズ患者が死亡したことを受け、ここ日本ではエイズの間違った知識や偏見等により『AIDSパニック』と呼ばれる大騒ぎとなりました。感染者の人権無視報道にまで発展したこの騒ぎを重く見た（のであろう）"にっかつが"この間違ったエイズの知識を少しでも正そうと当時性病のスペシャリスト（ご意見番）として名を馳せていた増田豊先生をナビゲーターに迎え「善は急げ」と突貫的に作成した（と思われる）ビデオ作品がこの「エイズ ～間違いだらけのSEX知識～」。この作品（教育啓蒙ビデオ）、"エイズは怖いという"イメージを払拭しようと"エイズの知識を明るく楽しく知ろう"的な作りとなっているのですが、80'sムードも手伝って今の目で観るとちょっと恥ずかしいカンジになっちゃってます。なので今現在の廣木監督や前川さんがこの作品を振り返るようなことはまずないでしょう。...
