スタジオぴえろの『魔法少女シリーズ』、『魔法の天使クリィミーマミ』『魔法の妖精ペルシャ』『魔法のスター マジカルエミ』『魔法のアイドル パステルユーミ』の4作のヒロインが一堂に会するオールスターOVA。
かつてそれぞれ不思議な力を得たものの、今は普通の少女として暮らす森沢優(マミ)、速水ペルシャ、香月舞(エミ)そして花園ユーミの4人。だが今の彼女たちは、来襲した吸血植物型のエイリアンを前に各自がスーパーヒロインに変身、地球を守るため戦っている。果たして4人の少女の戦いの行方は!
1986年のOVA『艶姿 魔法の三人娘』(マミ、ペルシャ、ユーミの共演編)に続く、スタジオぴえろの「魔法少女」のOVA第二弾。4人の少女とエイリアンの戦いは、テレビ局が企画製作の、SFXを駆使した特別ドラマという設定で語られる。
アニメ会社ぴえろ(当時はスタジオぴえろ)による魔法少女アニメの名作『魔法のスター マジカルエミ』の新作OVA。
誰かの手でめくられていくアルバム。そこには在りし日の少女香月舞や美少女スターマジカルエミの写真が貼られていた……。夏休みのある日、舞は魔法の力を手に入れてエミとなった自分のことを考えている。いつかはエミも消えてしまう、これを舞は自分でも知っているのかはたまた違うのかは誰にもわからないが、今の彼女は母の陽子の言葉にもうわのそら。あやとりに夢中のまま、舞は陽子に頼まれたおつかいに出かける。公園で同級生の男子武蔵と出会って遊ぶ舞だが、夕立が降ってきて……。
本作はTV版のスタッフが再結集して制作。TVシリーズの後日談ではなく、途中の一編ということを意識した作品だが、情緒ある心理描写に力が注がれたほか、背景美術にも広がりが見出せるよう工夫がな...