放送期間 1979年5月18日 - 1981年1月30日必殺シリーズの第15作、必殺仕事人シリーズの第1作、中村主水シリーズの7作目である。
放送期間 1979年5月18日 - 1981年1月30日
概要
中村主水を主役に、従来の主水シリーズでは登場しなかった元締の鹿蔵役に歌舞伎界の大御所である中村鴈治郎、妻子持ちの剣豪畷左門役に伊吹吾郎、血気盛んな飾り職人の秀役に三田村邦彦をキャスティング。平尾昌晃が久々に劇伴音楽の担当に復帰した。
序盤はキャストの頻繁な入れ替わりが発生しており、鹿蔵役の中村鴈治郎が体調不良を理由に降板。おとわ役に山田五十鈴を迎え、掟に厳しい元締の下で動く仕事人たちの緊張感に満ちたドラマを描くも、第21話で降板している。
半吉役の山田隆夫も本作品の放映延長に伴い、第26話を最後に降板。第27話と第28話は仕事の請負から、半吉がそ...
勝新太郎が一本気で正義感の強い父親を演じたドラマ。10年ぶりに再会した父と娘が、荒々しくも心温まる物語を繰り広げる。10年前に壱岐島を飛び出した奈緒子が、ひょっこりと島に帰ってきた。だが、父厳はかたくなな態度を崩さない。そんな中、町長選をきっかけに父娘の対立は深まり…。その昔、鬼が棲んだといわれた壱岐島には、“鬼とばし”という鬼を追い払う凧揚げの行事がある。奈緒子(樋口可南子)は10年前、“鬼とばし”をするかのように島を出て行ったが、この度ひょっこりと島に戻ってきた。島にひとりで残った父親の厳(勝新太郎)はフェリーの船長だったが、今は定年退職して一人暮らしをしている。厳は久しぶりに会った奈緒子に、優しい言葉ひとつもかけてやれなかった。そんな中、町長選を控えた島では、医者の岡村孝雄(遠藤太津朗)が立候補を表明。岡村の竹馬の友である厳は、もちろん彼を支...