必殺シリーズの長時間スペシャル第12弾である。
『必殺スペシャル新春 決定版!大奥、春日野局の秘密 主水、露天風呂で初仕事』(ひっさつスペシャル しんしゅん けっていばん おおおく かすがのつぼねのひみつ もんど ろてんぶろではつしごと)は、1989年1月3日21:03 - 23:54に、テレビ朝日系列で放送された、ABCと松竹(京都映画撮影所、現松竹撮影所)共同製作のテレビ時代劇。主演は藤田まこと。
概要
当時NHKで放送されていた大河ドラマ『春日局』のパロディである。ただし、本作に登場する春日野は、徳川家光の乳母の春日局とは別人であり、春日局に由来してそう名乗ったという設定である。
必殺シリーズとしては昭和時代最後の作品でもある(1月7日から年号が平成元年に変わったため)。脚本では事件の発端が大御所の家斎の急逝によるものになっていたが、昭和天...
本作は日本暴力団シリーズと一緒にされる場合もあるが、日本暴力団シリーズとは別である。 堅気になった元組長が、かつて対立していた組織が取り扱っている麻薬を巡っての駆け引きを描いた現代任侠アクション。
関西の大手高級婦人服メーカー、「モード織笠」女社長の織笠君枝(金沢碧)が誘拐された。自宅に戻ったところを、何者かに連れ去られたらしい。京都府警の音川刑事(藤田まこと)が駆けつけるも、犯人側からは何の連絡もなく、捜査は難航する。だが実は、会社関係者と犯人との間で警察には知らされない裏取引が進行していた。犯人からの要求額は一億円。秘書が身代金を指定場所へ置いた後、君枝が路上で無事に保護されるが。
女子大生のまあこはテレビで活躍する生活アドバイザーのママと二人暮らし。父親はまあこが生まれる前に事故死してしまい、まあこは父親を知らずに育ったのだ。ママは父親について何も教えてくれず、いつしかまあこは勝手に父親の像を作り上げ、父親の虚像を男性に求めるようになっていた。まあこには同じ大学のバーイフレンドのトオルがいたが彼の身勝手さに嫌気がさし、テレクラで知り合った政治活動かぶれの男や、行きずりの宗教活動をしている男など、次々と付き合ってはみるものの、まあこの欲求は満たされなかった。そんなある日、仲間と集まっては公園で騒いでいる浮浪者のリーダーゲンをはじめ、酔っ払って若いサラリーマンとケンカし、やられてもやられても立ち上がって闘おうとするうだつの上がらない中年男や、食堂でのんだくれてブツブツつぶやいてはからんでくる変なオヤジなど、世間のアウトローとして...