1972年8月27日から同年11月26日までTBS系列の『不二家の時間』枠(日曜 19時30分 - 20時00分)で放送。日本テレビ動画とTBSの共同製作で、実制作は前番組『アニメドキュメント ミュンヘンへの道』から引き続き日本テレビ動画が担当した。全13話。
本作の制作主任であった下崎闊(真佐美ジュン)の回想によれば、チーフディレクターの正延宏三との仕事上のトラブルから下崎が8月末で制作主任を降りたことで立ち行かなくなり、当初の予定2クールのところ局発注額分の1クール分を作った時点で制作終了になったということである。安藤健二の調査では、第10話以降は日本テレビ動画の実質的な経営者であった渡邉清(別名新倉雅美)が「プロデューサー」のクレジットから消え、渡邊自身も1972年10月9日付で日本テレビ動画の取締役を辞任しており、何らかのトラブルの存在をう...
1930年の竣工から85年を迎えた2015年現在、神奈川県横浜市の山下公園に保存され博物館船として公開されている「氷川丸」の歴史を描いた長編アニメーション映画。監督は「それいけ!アンパンマン」劇場版シリーズに携わってきた大賀俊二、アニメーション制作は虫プロダクション。1930年5月、横浜港からアメリカシアトルに向けて処女航海に出発した氷川丸を見つめる少年平山次郎。関東大震災で母親を亡くし、そば屋の屋台をひく父源三を手伝いながら暮らしている次郎は、いつか船乗りになりたいと願っていた。源三の助けもあり、やがて氷川丸に乗船して見習い調理員として働くことになった次郎だったが、1941年、戦争のため**に徴用された氷川丸は海軍特設病院船となり、次郎にも赤紙が届く。
浦野千賀子による青春バレーボール漫画の金字塔のTVアニメ化。その劇場版第二弾。名門富士見学園中学の女子バレーボール部で活躍する鮎原こずえと、その親友早川みどり他の部員たち。ある日、富士見中が近隣の浜紀中学と合併することになり、同校の女子バレー部員で強豪「四天王」が乗り込んできた。こずえたちは、横暴な四天王に挑むが惜敗。だがこずえとみどりは知人の富士見大学女子バレー部の合宿に特別参加して己を磨き、共有の必殺技「木の葉落とし」に開眼した。四天王を破ったのち彼女たちと和解し、ともに頑張ろうとするこずえ。だが四天王のリーダー格泉ユリだけは腕を痛めてバレーを引退。こずえたちを妬むユリは、女子中学バレーの東海地区大会で、相手校に母校チームの弱点まで教える裏工作まで始めていた。TV第7~14話辺りの総集編。中学時代のこずえたちが全国優勝を果たすまでを描く。...