”色即是空、空即是色”とはいえ、現世の人間どもには悩み果てないのが実情である。されば、仏に仕える身といえども、ボンノウを消すことは難しい。
アチラの坊さんの中には、信者の諸々の悩みやザンゲを聞いてやるのがいるそうで、コチラの坊さんの中にも、相談にのってやるのがいてもいいではないか。
”身上身下相談所”のような寺があったら、これぞマコトのホトケの救い。
南無阿弥陀仏を説えるばかりが能ではない。現世に生きている人間を救けてこそ宗教存在の意義もあとうというもの。
このアリガタイ坊さんをコメディアン平凡太郎が演じ、原英美とチョウチョウハッシのウッシッシポルノを展開する。
日東大学の女子大生、青山美紀、多島マリ、土田高子、それに春野大助は英米文学科、夏木教授の教室である。遊びがたたって美紀、マリ、高子の三人は試験を白紙のまま提出し、夏木教授から大目玉をくう。そこで教授は、野辺山々荘で特別講座を開くことにした。三人はもともと教授を誘惑するつもりだったが、教授も三人の魂胆を見抜いての講習である。毎日、彼女たちを取っ換え引っ換えのベッド講習。一方、留守を守っている筈の教授の妻竜子は、玉川助教授を引っぱり込み、夫に負けずに大ハッスル。大助は腹の虫がおさまらず、かくしマイクを使って特別講座の盗聴をするが、聞こえるのは妖し気な男女の声ばかりに、驚いたり喜こんだり。教授の秘密を握った大助は、盗聴テープと引換えに来春卒業の約束を取りつける。そして山を下りると、その足で助教授の留守宅へ。ここでは、相変らず、竜子と玉川助教授がベッドイ...
筋骨隆々、逞しい肉体が自慢の張形馬太郎は、女流彫刻家大場カメのモデルになったことから、彼女の遠縁の加代子と見合することになった。加代子は過去に二度結婚の経験があったのだが、夫婦生活が以上に強く、相手の男は二度とも加代子の精力に応えることが出来ず、命からがら逃げだした、というくらいの「性豪」なのだった。
馬太郎は自信満々に初夜に臨むが、久しぶりの獲物にハッスルする加代子の猛攻にあい、口ほどに無くノビてしまうのだった。
馬太郎では相手にならない加代子は、満たされない欲求を抑えることが出来ないまま、隣家の友人の美江や女中の花子とともに男たちに猛アタック、だが男たちは次々とダウン。その一方、馬太郎は巻き返しをはかって、猛訓練の日々を送っていた…。
<照りつける夏の日差し。川べりに浮かんだ小舟の上で、若妻の肌に汗が光る。初々しく美しい若妻は、夫の熱い視線に恥じらう。夫の手が静かに若妻のもんぺの中へと滑りこむ。あらわになる若妻の太腿。若妻の恍惚とした表情、小舟が静かに揺れる…>
ブルーフィルム『風立ちぬ』。それは「幻の名作」として語られている伝説的な作品だった。この映画を監督した赤沢は、普段は区役所に務めている平凡な男だった。職場ではいかにもさえない中年という感じだが、映画作りのこととなると異常な執念を燃やし、自分のブルーフィルムは芸術作品だと自負していた。赤沢は16年前に洋子と新婚旅行中に起きた事件がもとで別れ、以来ブルーフィルムを作り始めた。『風立ちぬ』で若妻を演じた民子は洋子にそっくりで、洋子の幻への想いが彼の情熱を駆り立てていた…。数々のブルーフィルム製作に没頭した人間たちの、執念や生きざ...
In the daytime, he has the face of an ordinary office lady who works at a boutique, while in the “blowjob room” in the corner of the pink zone, he puts his angry ones of hungry men in his mouth and devotes himself to a part-time job of playing semen. A fashionable and preeminent style beauty with a night face. Whatever the reason, modern pornography depicts the warm inner side ...
徳川八代将軍吉宗の時代。ある日、大奥お年寄藤尾宛へ、紋之助という役者の入ったつづらが届けられた。早速大目付矢野伝八郎の取調べが始まり、藤尾には身の覚えがないことであるが、御用屋敷にお預け、藤尾に仕えるおこうは江戸城追放の処分となった。そして藤尾の後任には竹川が抜擢され、竹川は自分の下で働くお静に吉宗の伽を勤めさすようにした。一方、藤尾の下にいたおるいとおせちは、この度の一件で誰が藤尾を陥し入れようと計ったのか突きとめようと苦心していた。数日後、おこうが大奥の入口を警護する成島伊助から紋之助の相手をしていたのは「左の内股に大きなほくろのある女中」ということを聞き出した。その情報はおるいとおせへ早速知らせた。ある日、諸国大名より献上の美女くらべが行われ、その中で吉宗は金髪娘サリーを大そう気に入り、毎晩のように可愛いがった。ところがサリーの世話役をし...