无论从内容、形式、人员还是时间上,朝比奈周平系列都可以看作水谷丰版浅见光彦系列的延续。
第四作中,朝比奈周平(水谷丰 饰)先代表母亲去参加被认为是意外事故跌落身亡的建设厅课长中根基之(大杉涟 饰)的葬礼,随后在采访取材时偶遇小美女奈津子(中山忍 饰),她正在寻找说要去参加同学会然后便失踪的父亲。不料很快得知其父从悬崖处跌落丧生的消息,警方认为可能是自杀,但奈津子不认可。通过对父亲日记的解读,以及与中根相似的死亡方式,周平和奈津子解开了不为人知的秘密并找到凶手……
東京の下町を舞台に、無学だが義理人情に厚い兄車寅次郎(渥美清)と、しっかりものの妹さくら(長山藍子)を軸に展開する人情コメディ。中学で家を飛び出し、20年近くも行方不明だった寅次郎が、妹さくらのもとにぶらりと舞い戻る。母は亡く、留守の間に父も他界していた。テキ屋が主人公というのが斬新だった。ラストは沖縄でハブに噛まれてあっさり死んでしまうものだったが放送後フジテレビに抗議の電話が殺到したため、映画化されることに。以降、映画のドル箱としてシリーズ化された。現在フジテレビには第1回目と最終回の2本だけが現存しているという。提供いすゞ自動車、日本石油、ニチバン。
『熱中時代』(ねっちゅうじだい)は、1978年10月から1981年3月まで、日本テレビ系列で放送されたテレビドラマのシリーズである。北野先生(水谷豊)と小学生たちを描く学園ドラマ(計2シーズン)と早野刑事を主役とする刑事ドラマ(1シーズンのみ)が放送された。
なお、タイトルに○○編と付いているのは「刑事編」と「2」のみであるが、便宜上ここでは学園シリーズを「先生編」、刑事シリーズをタイトル通り「刑事編」とする。
先生編
第1シリーズは、1978年10月6日より1979年3月30日まで毎週金曜日21:00 - 21:54に、「金曜劇場」枠で放送された。
当時社会問題になり始めていた教育現場でのさまざまな困難に、体当たりで熱中する北野先生の姿が共感を呼び大ヒットした。初回の視聴率は12.2%(ビデオリサーチ)であったものの、最終回の視聴率はニールセンで4...
江戸末期文化年間の長崎に主人公平松忠四郎が新しい長崎奉行として着任する。その長崎とは、わずか一年ごとに交代する奉行より、金という力を持った少数の豪商達が実権を握る町。歴代の長崎奉行は商人と結託し、彼らが非合法なやり口で自らを肥え太らせるのを黙認、その見返りの賄賂で私腹を肥やしてきた。
今回やってきた平松忠四郎もまた例外ではなく、菓子カステイラという名目で贈られた小判を喜んで受け取る、酒好き女好きな男だった。今度の奉行も『また金でどうとでもなる男(いわゆる「昼行灯(ひるあんどん)」)』と見て安心する町年寄たち。しかし昼行灯は忠四郎の仮面であり、蘭学医良順らと共に許せぬ悪人を闇に始末していく彼らは、闇奉行と呼ばれた。
大都会の犯罪に命懸けで挑む男たちの姿を描くリアリティー刑事ドラマ。アメリカ推理小説界の巨匠エドマクベインの代表作『87分署シリーズ』を、舞台を横浜に移してドラマ化したものである。命がけで犯罪に挑む刑事たちの活躍を描く。主人公の刑事友成には古谷一行。制作面では、派手な銃撃戦やカーチェイスとは一線を画し、リアルな刑事ドラマを目指した。そのため、死体役もリアルな芝居を求められ、鑑識役の森マリアも体当たりの演技を披露している。また刑事一人ひとりの生活感にもあふれ、友成と、ろうあ者の妻房子(坂口良子)の愛情物語も人間味豊かに表現されている。刑事役「ブルさん」を演じた阿藤海が好評を得る。また、『大空港』の薮下行男警部役の田中邦衛が友成の上司の竜間達磨刑事役で、立野謙一刑事役の岡本富士太が加田町署に転勤して来たばかりの若手刑事春山行男刑事役でそれぞれ続投した...
ホルモン焼きの小店を開くカネには、五郎と民夫という二人の息子がいて、自慢のタネだが、二人の父親が誰かと訊かれても答えられない程、乱脈な過去をもっていた。五郎は遠洋漁業の船乗りで、忘れた頃にしか戻って来ない。弟は地区の司法保護司をやっている。ある日、近所の春子が少年鑑別所から戻ってきた。幼なじみの民夫は、なんとか善導しようとしたが、春子はついてこなかった。そこに、五郎がヒョッコリ帰って来た。五郎は町内のブラブラ男たちを集めて、大宴会を催すが、酔った亀吉の運転したダンプが春子の家に飛び込んで大騒動。民夫に責められた五郎は、「春子を三日以内に大金特と結婚させてみせる」と、平吉、源太郎、秋本らと結婚コンサルタント委員会を開き、数名の候補者を選んだ。最初に白羽の矢が立ったのは、資産一億といわれる元網元の守銭奴倉本倉吉であった。しかし、この縁談は民夫の反対と倉本...
「あたいがスリだってさあ調べて」と威勢のいい啖呵と共に裸になったちゃりんこ浮子(夏純子)が、ストリッパー斜旋業「新宿芸能社」の金沢(森繁久彌)、竜子(市原悦子)、踊り子鳥子(瞳麗子)、タマ子(中川加奈)たちのおトソ気分をフッ飛ばした。浮子に満員電車の中で、財布をスラれた金沢が、デパートで彼女を見つけ「芸能社」に連れてきたのである。最初は威勢のよかった浮子も、金沢と竜子に親身になって説教されると涙を流して更生を誓い、「新宿芸能社」に住み込んだうえ、手先の器用なことから手品ストリップを考えつき、人気はうなぎ上りとなった。ある日、浮子の父親で前科十七犯のスリの親分浅草の銀作(西村晃)の身内で左ききの武(米倉斉加年)が、浮子を連れ戻しにきた。父親のいいつけとあって仕方なく浮子は帰っていった。その途中、無意識でスッてしまった女の財布の中に、母親が田舎で仕送りを...
桃山学は自動車修理工で、夜間大学の受験勉強に励んでいる。というのも、父泰三は怠け者だし、母ツネは働く以外は生きる術を知らないし、ダンプカーの運転手をやっている兄勉吉は衝動的な若さを爆発させる動物のように思えたからだった。学はこんな人間の集った桃山家を「家庭」だとは思わなかった。彼は白い柵に囲まれた小さな芝生の庭のある「家庭」を夢みている。そんな学が恋をした。彼女の名前は白川愛子、学は愛子にゲーテの詩集を贈り、二人で別の世界を築いてゆこうと心に決めた。そんなある日、勉吉が見覚えのある詩集を持って帰って来た。勉吉は酒くさい息で「あんないい子がコールガールやってんのかな……」と囁いた。学の疑惑に苦しめられる毎日が始まった。学は連れ込み旅館で問題の女に逢った。その子は愛子ではなかったが、友達からあの本を借りたという。学はホッとしたものの、恋人の仲間にこんな女...