高校生同士の夫婦をモデルに若者の考え方や行動を通して、新しい愛のモラルを模索するのがテーマ。鶴見辰吾と伊藤麻衣子のカップルが諸事情で結婚することになり、夫婦という姿を通して本当の愛を見つけていく。それぞれの状況から結婚を選んだ2人だが、クラスメートやPTAの間では大騒ぎ! 周囲の騒ぎぶりを見て、かえってお互いの存在を意識するようになり、次第に本当の愛が芽生えていく。
桜台高校3年生の安西俊(鶴見辰吾)は、親代わりの姉泰子(五十嵐めぐみ)とアメリカへ渡ることになった。泰子の結婚相手チャールズ(テリーオブライエン)と3人で同居するためだった。姉夫婦の都合でアメリカ留学などしたくない俊は、偶然に出会った同じ桜台高校3年生上条典子(伊藤麻衣子)と“カムフラージュ恋愛”を計画する。恋愛関係をでっち上げれば泰子は自分のアメリカ行きをあきらめるかもしれない...
山口百恵&永島敏行のコンビで贈るシリアスドラマ。原作はフランスの作家、ロマンローランの「魅せられたる魂」。世間知らずのお嬢さんから、激しい恋、そして出産、未婚の母など、激しい人生の変転の中で少しずつ強くなるヒロインを通して、“自立していく女”をテーマに展開される。山口百恵が演じるのは裕福な家庭に生まれた一人娘小野寺信子。父の急死以来、異母妹の出現など波瀾万丈の人生を歩むことになる。
Ryu (Akira Kobayashi) sets foot on the Yokohama port with a suitcase filled with 300 thousand dollars. He was sent by a jewellery company in Hong Kong to retrieve a certain diamond that was stolen from them. The “Himalayan Star” is worth a couple hundred million yen and unbeknown to Ryu, it now lays in the hands of Aizu (Jo Shishido), the infamous ”Pirate of the Tokyo Bay.”
漫画作品を元に日活が製作し、1971年3月20日に日活系および大映系の映画館で封切られた。オラ山家の長男「ガキ夫」が巻き起こす騒動を描いたオリジナルストーリーだが、しつこく朝を告げるムジ鳥を「うるさい」とばかりに主人公が丸焼きにしてしまう、とか、ガキ夫が父親の会社に遊びに行く、などといった、原作のエピソードも挿入されている。
津田史郎は世界的ジャズピアニストに成長し帰国した。歓迎の渦を後にした彼は、恋人京子を訪ねたが、そこで見たのは長江と京子の寝ている姿であった。逆上した史郎は誤って京子を射殺し、長江の一撃に昏倒した。長江は倒れた史郎の服から麻薬を抜くと立去った。史郎は知らぬ間に麻薬の運び屋にされていたのだ。彼は自分を罠におとしいれた奴の復讐を誓いつつ、三年の監獄生活に耐えた。彼が麻薬組織の追求に動き出すと、一方では刑事の江草が史郎をつければ、麻薬組織を摘発出来ると考え、尾行していた。史郎はそんな刑事に顔をくもらせるのだった。江草と別れた彼は何者かに狙われた。そして彼は国外に出るなら面倒みようという電話を受け、指定の場所へ行った。組織の男、陳は史郎に旅券を渡したが、江草の手で逮捕された。組織に近づくチャンスを逸して、がっくりきた史郎に江草は執拗に協力をせまるのだった。そん...
主演石原裕次郎の国境を超え憎しみを超えて相呼ぶ嵐の大ロマン。監督は『泣かせるぜ』松尾昭典。
風雲の金門島を舞台に日本人青年医師と中国女性の国境を超えた至純の恋を描く日活&中央電影公司共同製作の国際アクション大ロマン。主演石原裕次郎ほか、二谷英明、華欣、芦川いづみ、大坂志郎らが出演。監督は『泣かせるぜ』の松尾昭典が担当。
【ストーリー】
1958年秋、台湾海峡を行く貨物船ドラゴン丸の甲板で日本人医師武井一郎(石原裕次郎)は遥か金門の島影をじっと眺めていた。日本が出て3年がたち武井の心の中では4年前に別れた楊麗春(華欣)のことを考えていた─。武井は東京の恵愛病院の外科で朝鮮戦線から送られて来た負傷兵たちの手当てに没頭していた。中国服を着た麗春の会ったのは許婚者の王雄世を尋ねて台北から来た時だった。王がすでに逝ったことを知って失神した麗春の手当をする...