#影の軍団シリーズの第3作である。FNSにて1982年4月6日 - 9月28日の火曜日22時から22時54分に全26話が放送された。
本作品から千葉真一扮する主人公が敵を倒す直前に「天魔伏滅」と発するようになるが、本作品プロデューサーの松平乘道は「シリーズを長丁場に持つものにしていくために、東映の伝統的な作劇方法を活かした」と説明している。本作品では志穂美悦子、真田広之が軍団員として出演した[17]。
時は明暦3年。世に言う明暦の大火で江戸城本丸は消失。世間は混乱の渦に巻き込まれた。紀州藩主徳川光貞はこの機に乗じて現将軍徳川家綱に取って代わろうと野望を巡らし始める。一方、その火事に巻き込まれて死んだとされる前将軍家光の正室、本理院孝子は実は生きていた。孝子は光貞の野望に気づきそれを打ち砕かんとしたが、光貞に気づかれて命の危険を感じたため、死を偽装して...
#影の軍団シリーズの第2作である。FNSにて1981年10月6日 - 1982年3月30日の火曜日22時から22時54分に全26話が放送された。(第25話と最終回の第26話のみ、サブタイトルの上部に小さめの文字に最終回前編最終回後編と加筆タイトルが付く)
千葉演ずる頭領柘植新八は腰の大刀を背後に隠し、左右どちらからも抜ける「変異抜刀霞斬り」の達人と設定されており、この剣法は千葉自身のアイデアである。本作品の見どころの一つとして志穂美悦子が敵役として登場。このシリーズから影の軍団は昼間の忍び装束に迷彩柄を着用し、平賀源内が開発した武具を戦いに取り入れている。毎回倒した二十六人衆の刺客の手形を採取し、軍団側が所有している手形と照合するシーンがあった。作中で判明した二十六人衆の陣容は24人で、残りの2人は最後まで判明しなかった。
時は宝暦8年、公儀御庭...
四代将軍家綱の治世、かつては徳川家に仕えた伊賀の忍者衆であったが、二代目服部半蔵の代に服部家は改易取り潰しとなり、甲賀衆が幕府の隠密として活躍をしていた。伊賀忍者たちは在野に散り、服部家再興を願いながら己の身分を隠し生き永らえていた。
伊賀忍者衆の頭領三代目服部半蔵は湯屋の主人として市井に紛れながら、江戸に散らばる伊賀者を組織した“影の軍団”と共に、伊賀衆を根絶やしにせんとする甲賀衆を迎え撃ち、時に幕府の権力争いや陰謀に巻き込まれながら決して歴史の表には出ない、闇の戦いを繰り広げてゆく。
[ 1980年(昭和55年)4月1日~9月30日放送 ]
DISC 1
第1話 虎は嵐に爪をとぐ
第2話 闇に潜む牝豹
第3話 悪魔が呼んだ奥州路
第4話 京の春お歯黒の罠
DISC 2
第5話 柔肌は渦に沈んだ
第6話 夜霧の港に消えた女
第7話...
江戸時代の徳川家光の治世時、寛永年間に入るとようやく安定しつつあったが、家光は太平の世に奢ることなく、武道奨励になお一層の力を注いでいた。寛永十年、江戸城の吹上御苑にて、諸国から選りすぐられた武芸者たちによる武芸試合が催された。世に言う寛永御前試合である。家光をはじめ、薩摩藩主島津家久(島津宰相)ら幕閣諸侯が臨席し、行司には将軍剣術指南の柳生但馬守宗矩、後見には柳生十兵衛三厳がいた。
幾多の試合を経て、薩摩示現流の南郷三兄弟の活躍は目覚しく、最強流派の栄誉に輝いた。家光が「薩摩示現流は日本一の剣」と褒め称えたものの、南郷三兄弟の次兄は「柳生新陰流と戦わずして日本一とは言えず、柳生十兵衛三厳殿とこの場で戦わせてほしい」と申し出る。宗矩は「柳生新陰流は将軍家お家流のため、他流試合は禁じられている」と断るが、島津宰相や南郷兄弟から「机上の剣法、逃げるか」...
“玉割り人ゆき”シリーズ二作目。北陸の廓を舞台にして、玉割り人ゆきの娼妓たちを相手にした性の訓練と、青年楼主との愛を描く。原作は松森正の劇画「玉割り人ゆき」。脚本は「玉割り人ゆき」の田中陽造、監督も同作の牧口雄二、撮影も同作の塩見作治がそれぞれ担当。
昭和のはじめ、初夏の頃、ここ北陸の城下町金沢。玉割り人ゆきは、京都の島原から、金沢へと移って来ていた。“玉割り人”とは、遊廓に売られて来た未通女に性技の基本を教え、娼妓に対しては特殊な業を仕込む、セックスの師匠のことである。ある日ゆきは、夕月楼の主人清次郎を知った。清次郎は謡曲の神童といわれ、廓の跡継ぎだったにもかかわらず、東京の家元の家に住みついて、能楽界の麒麟児と騒がれていた。ところが、25歳の時に故郷に遊びに帰った時、謡曲師の吉富宗市にいたずら心から謡曲試合を挑み、宗市はみじめにも負けてしまっ...
昭和初期、京都島原の廓を舞台にして、玉割り人と呼ばれる女仕事師の悲哀を描く。原作は三木孝祐作、松森正画の同名劇画。脚本は「生贄夫人」の田中陽造、監督は新人牧口雄二、撮影は塩見作治がそれぞれ担当。
昭和初年、京都島原。当時、遊廓に売られて来た未通女に性技の基本を教え、娼妓には特殊な性技を仕込むセックスの師匠がいた。廓では、彼らを称して“玉割り人”と呼んだ。その玉割り人の中でも、ひときわ美しく、性技にたけた、ゆきという女がいた。ゆきは廓の女たちに値をつけるのが毎日の仕事だった。ある日、仕事を終えて帰る途中、警官に追われているアナーキストの森から拳銃をあずかった。妓楼扇屋の娼妓小園の足抜きに失敗した大工の六造が捕まった。扇屋の主人万吉は二人の仕置きをゆきに一任した。六造は小園に誘惑されて足抜きしたと言いはり、自分の非を認めない。ゆきは六造の生爪を...
年期が明けて、田舎に戻れると喜こんでいた飯盛女郎のおみの。おみのは、女衒の弥多八と亀に土蔵の中へ連れ込まれ、別の宿場へ移るよう強制される。おみのは、いやがり、ちょっとの隙をみつけ、逃亡する。途中の地蔵堂の陰に隠れているのを町人姿をした代官所の隠密伊三郎に助けられる。おみのは、現世の縁をたち切る為、噂に聞いたことのある山奥の駈け込み寺愁月院を探す。途中、山道で出会った二人の男、留次と捨松に愁月院のことを聞こうとするが、逆に二人に犯されてしまう。男の欲情にもてあそばれながらも、おみのはやっとのことで、愁月院を探し出す。愁月院の庵主桂秀尼は、おみのに自分の若い頃の着物を着せる。人心地がついたおみのを本堂に引き連れ、他の女たちに引き合わす。派手好みのおかじ、神経質そうなおつな、ぶよぶよに太った年増のおとくといった、一くせも二くせもありそうな女たちであっ...
原作 柴田錬三郎(講談社文庫刊)
源義経は衣川の非業の死に際し、名刀を残した。その一振りが縁あって源氏九郎の手に。ビデオ技術を駆使した特撮をフィルム変換して使用しているため、その部分のテレシネ変換がやや安っぽいのが惜しまれるが役者の好演で楽しませてくれる。協力:京都大覚寺。
舞踊振付:藤間紋藏
ナレーター:平光淳之助
制作会社 (制作:東映(京都撮影所)、ANB)
松方弘樹が刑務所帰りの広島ヤクザを熱演する任侠アクション。虚弱な連合体を辛うじて守り抜こうとする兄貴分と、典型的な広島やくざの弟分の殺し合いを、企業を餌食にする現代やくざの実態を背景に描く。脚本は、『女必殺五段拳』の松本功と、『徳川女刑罰絵巻 牛裂きの刑』の大津一郎の共作。監督は、同じ『徳川女刑罰絵巻 牛裂きの刑』の牧口雄二。昭和43年春、広島。関東同志会の広島進出に県下の暴力団、津島組大西組酒木組は、一致団結してこれを撃退した。この事件で殺人を犯した大西組幹部、神野弘志は新妻の涼子を残して8年の刑に服した。この事件の後、津島組と酒木組の間に内部抗争が起こり、酒木組は解散して、幹部の沖本らは広島所払いとなった。翌年、県下の暴力団は統一され、神和連合会として大同団結することになった。昭和48年、神和連合会2代目会長として、神野の兄弟分の北条明光が就...
影片讲述德川时期发生的两个残酷故事:
牛裂篇:长崎当地官员高坂主膳(汐路章 饰)残暴成性,发明各种酷刑迫害基督教徒。在官府奉职的佐佐木伊织(风户佑介 饰)与女孩登世(内村レナ 饰)相爱,然登世一家为基督徒,不久也被抓进官府。登世父母不堪折磨,相继惨死,妹妹亦被烫瞎双眼。得知内情的高坂有意在伊织面前侮辱登世,并将其霸占,令二人痛苦不已。一年后,沦为浪人的伊织带登世逃跑,途中伊织被高坂杀害,登世则因通奸罪遭受了残酷的牛裂之刑。
锯刑篇:贪图享乐的舍藏(川谷拓三 饰)逛青楼无钱付帐,被逼做工偿还,期间目睹了妓女们所遭受的种种折磨。舍藏无法继续忍受,偕相好的妓女大里(橘麻纪 饰)逃亡,靠“仙人跳”为生,中间闹出不少笑话。后二人被官府捉拿,遭受一系列痛苦刑法……