日露戦争の中、苦悩する乃木将軍を通して庶民がどう生き愛しあったかを描く。同名劇場映画がヒットしたため、同じ舛田利雄が監督を務めたテレビドラマ版。
A Japanese period drama broadcast in prime-time in 1984, based on Goseki Kojima and Kazuo Koike 's manga of the same title. Kainage Mondo is a secret child of Tokugawa Yoshimune and skilled swordsman. His job is a part to test food for poison for Yoshimune. He was on a journey but he goes to Edo to see Yoshi...
真野小野寺コンビで全47回
『御宿かわせみ』の原作は平岩弓枝の同名ロングセラー小説だ。江戸の大川端にある小さな旅籠「かわせみ」を舞台に、わけあって武家を捨て旅籠を営むるいと、その恋人で与力の息子東吾が仲間たちとともに事件を解決していく人情捕物帳。
第1弾の『御宿かわせみ』(全24回)は、1980年10月スタート。夜8時からの水曜時代劇で半年間にわたって放送された。主人公るいを演じたのは真野響子、そして恋人東吾は小野寺昭。続く1982年10月からの第2弾(全23回)でも、主要なキャストはほとんど同じ顔ぶれで、“真野小野寺コンビ”の「かわせみ」としてファンが定着した。
平岩弓枝の人気連載小説をドラマ化、1980年10月8日からNHK水曜時代劇枠で半年間にわたって全24回が放送された。捕物帳というより人情物である原作に忠実に作られスタジオ中心の撮影...
原作 池波正太郎「闇の狩人」
瀕死の若侍(村上弘明)を助けた盗賊の弥平次(蟹江敬三)だったが、若侍は記憶喪失になっており、谷川弥太郎と名づけて江戸に帰った。その後、弥平次は江戸で偶然、弥太郎と再会するが、弥太郎は闇の仕掛人となっていた。盗賊の親分が亡くなり、跡目争いに巻き込まれ命を狙われている弥平次を助ける弥太郎、そして弥平次もまた、弥太郎を殺し屋の世界から救おうとするが……。
【役名(演技者)】谷川弥太郎[笹尾平三郎](村上弘明)、雲津の弥平次(蟹江敬三)、五名の清右衛門(田村高廣)、お浜(岸田今日子)、おみちお順(畠田理恵)、おしま(姿晴香)、伊藤又右衛門(西田健)、信子(芦川よしみ)、白金の徳蔵(穂積隆信)、お吉(栗田よう子)、土原の新兵衛(椎谷建治)、政七(真田健一郎)、五郎山の伴助(中田浩二)。
1990年日本民間放送連盟賞優秀賞受賞作品。秀吉の茶頭となった千利休は危険な政治の世界に踏み入り、やがて秀吉の憎しみを買うことになる。
日曜劇場1500回を記念して、橋田壽賀子と石井ふく子のコンビで制作された超大作時代劇。徳川時代、貧しい農民の娘に生まれながら、四代将軍家綱の生母となった“おらん”の数奇な生涯を中心に本当の幸せとは何かを問う。1652年、徳川三代将軍家光が没してから、11歳の家綱が四代将軍を継いで承応元年となった雪の降る日に、ひとりの美しい女が32歳の短い生涯を閉じた。その名は、おらん(大原麗子)。四代将軍家綱の生母だった。おらんは、将軍の生母として栄耀は思うままの身分でありながら、失意を深く胸に抱いて一生を終えたのだ。貧しい農民の娘として生まれたおらんは、母親の再婚を機に江戸へ出て働いていたところ、時の将軍家光(石坂浩二)の乳母春日局(森光子)の目に留まった。やがて江戸城大奥に勤めることになり、家光の寵愛を受ける。久しぶりに、お忍びで故郷に戻ったおらんは、かつ...