転勤が生きがいの女性判事の活躍を描く第4弾。岐阜地裁に転勤してきた純子(渡辺えり子)は、主婦の早苗(岡まゆみ)が夫の晃(山路和弘)を刺殺した容疑の公判を担当する。純子らは失血死した遺体の後頭部に打撲傷があったことから、早苗以外の関係者がいたと推理する。
今里塩子は、ボランティアを特集したTV番組に出演した際、効果音担当の井岡裕一と知り合う。塩子は秋田県出身で、旅行代理店に勤めていた。裕一は山形県出身である。2回目のデートで、裕一は塩子のアパートに泊まった。その日から、塩子の部屋で同棲生活が始まった。ある晩二人は、塩子の同僚早苗のヤケ酒につき合う。男にふられたとしたたか飲んで千鳥足の早苗は、裕一の同僚大沢の部屋に運び込まれた。改めて飲み始める四人。帰途、突然足がしびれた塩子はうずくまった。幼い頃の持病が時折再発するのだった。塩子をおぶって歩く裕一。塩子の前の恋人は、ボランティア仲間だった桜田である。彼は商社マンとして中近東へ出張していた。その桜田の件で、塩子の義兄古田亮が訪ねて来た。桜田は、彼の会社の同僚でもあった。桜田が2年ぶりに帰国するからと交際の続行をすすめる古田に、「兄さんの気が軽くなる...
野沢玲子、坂本静枝、加藤絵美、戸田隆の四人はリュックを背負い緑豊かな山肌を登っていた。実は隆は、絵美と静枝の二人と社内恋愛していて三角関係にあった。その関係に感づいている絵美は、隆と静枝も一緒に旅行させることにより反応を確かめようと試みていた。
傍からは見えない三角関係の緊迫感だけが微妙な空気間で漂う中、四人は川のほとりでキャンプ作業に取り掛かる。
そして、絵美はこともあろうに隆と静枝がセックスしているのを目撃してしまい、一気に均衡は爆発し林の中に走り込んでいく。しかし、そこで何者かに襲われて気を失う。
意識が戻り気が付いた絵美は、薄暗い部屋で全裸にされて、後ろ手に縛られていた。そこへ、不敵な笑みを浮かべて現れる謎の男手には猟銃を握りしめている。男は絵美の両足を広げて猟銃を股間に這わす。「た、助けて」思わず漏れる絵美の言...
『団鬼六 肉体の賭け』に続き、平沙織が屈辱の責めに耐える、エロチック戦国ロマン。武田信玄が敵の城を落とすべく、くノ一を送り込むが…。
西村京太郎のスパイ小説『D機関情報』を映画化。第二次大戦中、特殊爆弾買い付けのため、ヨーロッパへ派遣された海軍中佐関谷直人の活躍と、彼を取り巻く戦略組織の陰謀を描いた大作。役所広司、初の主演映画でもある。