『水もれ甲介』(みずもれこうすけ)は、日本テレビ系列で放送されたテレビドラマである。石立鉄男ユニオン映画シリーズの5作目で、放送期間は1974年10月13日から1975年3月30日までの全25話。
下町の水道屋三ッ森工業所の主人保太郎は危篤状態に。最初は病院へ行くのも断った長男甲介だが、危篤と聞き駆けつけると、保太郎はこれまで話さずにきた家族の秘密を明かした上で一言を残し息絶える。結果、甲介は一度は勘当された身でありながら三ッ森工業所を切り盛りしていくことに。
主題歌
「水もれ甲介」 作詞:白井章生、作編曲:大野雄二、歌:シンガーズスリー
この主題歌はアルバム「コメディードラマソングブック」、「日曜夜のテレビは哀愁」、「ソフトロックドライヴィン 美しい誤解」に収録されたオリジナルのフルコーラス版の他、大野雄二のアルバム「Made in ...
放送時間 金曜 21:00 - 21:55(55分)
放送期間 1981年4月3日 - 11月6日(31回)
制作局 TBS
大国鶴郎は知名度の高い漫画家だが、趣味の昆虫採集にかまけてばかりで、一番弟子の理介が実質的に漫画を描いており、後妻の順子は家を出て行ってしまっていた。そんな状況で家の中は荒れており、幼馴染の隆代にお手伝いを紹介してもらうこととなった。しかし、その女性は結婚が決まったために雇うことができなくなり、鶴郎の名前に興味を示したことから、隆代の長女小浪が隆代の娘だという正体を隠して、大国家のお手伝いとして働くこととなった。
しかし、小浪は剣道の腕前は見どころがあるものの、家事の経験はほぼ皆無であり、そのひどい料理に理介たちは開いた口が塞がらない。そんな小浪と口うるさい理介は対立するが、次第にお互いを意識するようになる。...
放送期間:1973年10月3日~1974年3月27日
放送時間:毎週水曜日 20:00~20:55
放送回数:全26回
放送形態:16ミリフイルムカラー作品(撮影は35ミリフィルム、放送時16ミリフィルム)
企画 : 小坂敬(日本テレビ)
プロデューサー : 吉川アキラ(日本テレビ)、上野徹(ユニオン映画)
脚本 : 松木ひろし、千野皓司、葉村彰子、窪田篤人
プロデューサー補:山本剛正(ユニオン映画)
音楽 : 大野雄二
撮影 : 岩佐一泉
照明 : 藤林甲
美術 : 佐谷晃能(東京テレビアート)
録音 : 片桐登司美
編集 : 西島豊
助監督 : 荒木功(ユニオン映画)
色彩計測 : 東原三郎
記録 : 中尾寿美子
タイトル : 土屋昭雄、豊島弘尚
現像所 : 東洋現像所
衣裳 : 東京衣裳
美術 : 東京テレビアート
装飾 : 高津装飾
アフレ...
警視庁原宿分室の警部補山口かおり(木の実ナナ)は休暇を利用して友人明子(松村和美)の母八重子(吉行和子)が経営する奥伊豆の旅館へ出かけた。同行者は明子とその恋人、そしてプレイボーイの警部左近太郎(古谷一行)。一行が到着した夜、旅館の露天風呂でショーダンサーが殺された。さらに近くでがけ崩れが起こり、かおりらは外部との連絡を絶たれる。
赤川次郎原作「三毛猫ホームズ」シリーズ第3作。なぜか猫の「ホームズ」が「ニャーゴ」とドスのきいた声で鳴く場所に、事件の謎を解くヒントが隠されているのである。臆病で、女性に潔癖で、三枚目のヒーロー、片山義太郎(石立鉄男)と、その婚約者で女子学生の吉塚雪子(坂口良子)は、片山の後輩刑事、石津正一(赤塚真人)の住む東京近郊の団地を訪れた際、妙な事件に巻き込まれた。近頃この団地では、変質的な事件が多く、この日も六歳くらいの男の子が森にある「かえらずの池」に突き落とされた。保母をする森田絹子(岡田奈々)がすぐに飛び込み、石津が人口呼吸をほどこし少年は息を吹き返したが…。絹子の父で退職警官の森田(浜村純)が犯人はここら辺の土地を持つ旧家、北沢家の当主、常代(村田知栄子)のぐうたら息子、康夫(川地民夫)が犯人だとわめき出したのである。石津は絹子を愛しているので、森...
石立鉄男、坂口良子のコンビと名探偵猫のホームズが大活躍する、赤川次郎原作『三毛猫ホームズ』シリーズ。片山義太郎(石立鉄男)と吉塚雪子(坂口良子)のまわりで、誰かに尾行されたり、片山が車で狙われたりするなど、奇妙なことが続発していた。そんなとき、一つの新聞広告が出る。「義太郎、雪子へ。父危篤。至急連絡せよ」。きっとどこかに同名の別カップルがいて、自分達は彼らと間違われているのかもしれない。だがやがて、17億円の遺産をめぐる殺人事件に巻き込まれることになろうとは、二人は知る由もなかった…。
おなじみ警視庁のずっこけ刑事片山義太郎と婚約者の女子大生雪子、そして名探偵の三毛猫、ホームズの活躍を描くシリーズ第四弾。楽壇への登竜門といわれるスタンウィッツバイオリンコンクールに出場が決まっている桜井マリ(松原千明)が何者かに狙われ「命が惜しかったら本番で演奏ミスをしろ」と脅される。この事件に心をいためた主宰者は六人の出場者の身辺保護を警視庁刑事片山義太郎(石立鉄男)に依頼した。六人はコンクール当日の一週間前から東京郊外の旧財閥の館に集められ、外出禁止で猛練習をすることになっていた。ところがその合宿入りの前日、マリとならんで優勝候補と目されていた大野(唐沢きよし)が路上で何者かにひき殺された。緊張した片山刑事は婚約者の女子大生吉塚雪子(坂口良子)に連絡係を頼み、愛猫ホームズを連れて館に乗り込んだが、恐るべき犯人の暗躍は続き、殺人事件がまた、発生...
石立鉄男、坂口良子コンビに名探偵ネコホームズの活躍をまじえた「三毛猫ホームズ」シリーズの第5作。護送中の強盗殺人犯山口(西岡徳馬)が、警官を殺して脱走した。彼の目的は病気の妻を見殺しにした吉田警部(近藤洋介)への復讐にあるらしい。そして、名探偵ネコホームズの飼い主である片山刑事(石立鉄男)はその吉田の部下であり、山口を逮捕したときの当事者であった。半年前、山口は「病気の妻を医者に診せてくれるなら――」という条件で、吉田警部、片山。大町(星正人)らに投降したのだった。ところが吉田はそのまま山口の妻の取調べを行い、その直後に彼女は病死してしまったのだ。やがて山口の復讐が始まり、まず大町の婚約者の婦警が殺された。一方、片山の婚約者吉塚雪子(坂口良子)は、吉田警部の妻敏江(結城しのぶ)と大町が不倫の仲にあるということを知ったが…。
赤川次郎原作三毛猫ホームズシリーズ第2弾。おなじみ石立鉄男扮する片山刑事と、フィアンセの吉塚雪子を演じる坂口良子のコンビが謎を解くコメディーミステリー。女性相手の教養センターで講師を務めている著名な映画評論家山室成弘がある夜、コーポの十二階から投身自殺した。彼は息を引き取る間際に「オレひとりでやったんんじゃない」と謎の言葉を残した。捜査一課長の野島(内藤武敏)は、半年前、ちょうど同じ場所からOLの金崎沢子が投身自殺していることに気付いて不審を抱き、部下の片山刑事(石立鉄男)に捜査を命じた。ところがその直後、同じセンターの講師である三人の男が殺された。果たして犯人は?そして動機は?
女子大の寮生が殺害され、警視庁捜査一課の刑事片山義太郎(石立鉄男)が捜査することになった。だが名刑事として知られた父親とは反対に、義太郎はヘマばかり。あちこちの部署を廻され、全く自信がない。おまけに現場写真を見ただけで貧血を起こしてしまう始末。そんな義太郎だったが、大学教授の飼っている三毛猫のホームズと、教授に紹介された明朗活発な寮生吉塚雪子(坂口良子)とともに殺人事件の謎に挑むことに。