渡瀬恒彦主演「十津川警部」シリーズ第20弾。東京と札幌を結ぶ寝台特急カシオペアを舞台とした難事件に挑む。ゲスト女優の古手川祐子は、渡瀬恒彦たっての希望で実現したキャスティング。また脚本も、絶大な信頼をもつ竹山洋に執筆を依頼。「ストーリーだけを追いがちなサスペンス作品が多い中、登場人物の人間性を追いかけるドラマを書いている。今シリーズの初作品も担当し、頭と骨組みを作ってくれた」と渡瀬は竹山を絶賛。人間ドラマと巧妙に仕掛けられたトリックが描かれている。
【ストーリー】
都内で14歳の少女ミユキ(河辺千恵子)が誘拐された。犯人はミユキの父親小野(後藤ひろゆき)に2億円を持って寝台特急カシオペアに乗るように指示。通報を受けた十津川警部(渡瀬恒彦)と亀井刑事(伊東四朗)は、東北新幹線で先回りしカシオペアに乗り込む。しかし十津川らが駆けつけた時には、小野も2...
渡瀬恒彦主演「十津川警部」シリーズ第21弾。十津川警部と亀井刑事が、恋人を惨殺された女の悲しい復讐劇の解決に挑む。今回は東京と西伊豆を舞台に捜査を展開。単なる謎解きのストーリーに終止せず、悲しく切ない人間模様が描かれていく。事件のカギを握るゲスト女優には麻生祐未が登場。盲目の画家である恋人に、献身的に尽くす女性を熱演する。果たして彼女は恋人の死と、それにかかわる殺人事件に何か関係があるのか?
【ストーリー】
東京湾で5発の銃弾が撃ちこまれた全盲の鏝絵画家木下(黒沼弘己)の死体が発見される。アトリエからは木下の5点連作の“白い悲しみ”が奪われ、さらに献身的に尽くしていた恋人えり子(麻生祐未)も姿を消していた。そんな中、老人福祉の公益法人の理事二人が相次いで殺害、一人は“白い悲しみ”の1枚を最近になって所持していたことが判明したが、殺害時に紛失してい...
渡瀬恒彦主演「十津川警部」シリーズ第17弾。渡瀬恒彦がシリーズ初の一人二役に挑戦。その迫力満点の演技とクールな役どころは必見だ。またゲスト女優には、美人報道カメラマン役の藤谷美紀を迎え、十津川警部と共にホステス殺人事件の謎を追う。殺人の重要参考人として窮地に立たされる十津川警部のため、伊東四朗演じる亀井刑事も捜査に奔走し、事実を糾明していく。
【ストーリー】
深夜の井の頭公園でのホステス(豊田麻里)が殺された。所持品から会津若松までの切符と十津川警部(渡瀬恒彦)の名刺が発見され、捜査一課は騒然。その頃、報道カメラマン渡辺ひろみ(藤谷美紀)の元に、十津川と暴力団の癒着情報と証拠写真が届いていた。ホステス殺しの裏に、十津川と亀井刑事(伊東四朗)は危険な罠を感じ取っていたが、十津川は事件解決のため、被害者の所持していた切符で単身列車に乗り込んだ。そんな十...
渡瀬恒彦主演「十津川警部」シリーズ第19弾。十津川警部の後輩刑事西本の恋人が突然狂気にかられ、殺人を犯し自殺するという衝撃の幕開け。多重人格者の犯罪という見方もあり、一筋縄では解決しそうにない。いつもと違った複雑でミステリアスな殺人事件を、どのように解決するのか? また十津川警部と亀井刑事は、恋人を殺害された部下の無念を晴らすことが出来るのか?
【ストーリー】
伊豆河津で殺人事件が起きた。加害者は十津川警部(渡瀬恒彦)の後輩西本刑事(堤大二郎)の恋人由加(梶原真弓)だ。由加は事件を起こした直後に自殺した。悲嘆にくれる西本を迎えに河津へ行った十津川は、驚くべきことを聞く。由加は初めて河津へ来たはずなのに、目的地が近づくと急に土地勘を示し、人が変わったように被害者の原田(村田則男)を刺し殺したのだと言う。しかも由加と原田を結びつける接点は何もない...