東日本大震災で傷ついた母子が、避難先の東京で空手道場での交流を通して成長して行く姿を描く人間ドラマ。『ヘヴンズストーリー』『カイジ2』などで活躍する菜葉菜と、ミュージカル『テニスの王子様』で人気を得た河合龍之介が主演を務め、寺島進や菅田俊ら実力派が脇を固める。福島の震災復興の主旨に賛同した映画人によって作られた作品だ。2011年の大震災後、美咲と息子の大和は福島から東京に避難してきた。大和は強くなることを願い、空手を学びたいと思っているが、美咲は反対だった。しかし、かつては美咲も空手を習い、桐生というライバルもいた。そんな桐生と美咲がある日、再会し……。
舞台と映像を融合させた「ウルフハンターが行く!」シリーズの第3弾となる本作は、推理ゲーム「人狼ゲーム」をモチーフとしたSFミステリー。西暦2148年の中国大陸は狼族に占領され、無秩序な状態に陥っていた。人狼解放戦線がその発端について調べると、西暦192年頃「三国志」の時代に狼族が暗躍していたことが判明。司令官はこの時代にウルフハンター003を派遣し、時の指導者董卓(トウタク)の背後にいる人狼を駆逐する作戦を立てる。
今回のウルフハンター(005)は、当時国を二分した南北戦争に揺れる、
1860年代のアメリカに派遣される。
現在(2148年)のアメリカ合衆国は人狼によってほぼ人間は死滅しており、
そのルーツを探ると、この南北戦争を境に人狼が潜伏し始めたということが判明したからだ。
005のミッションは、劣勢の南軍が捨て身の作戦として
人狼と密約した北軍の重要人物(X)暗殺計画、これを阻止することにある。
舞台はミシシッピー川を上っていく蒸気船ニューオリンズ号の中。
期間はいつものように歴史修正の限度となる4日間だ。
密室の蒸気船の中にいるのは乗客7人、
果たして005は期限内に人狼を見つけ出すことはできるのだろうか?
命を懸けたタイムスリップ推理ミステリー!