裸大将系列是以流浪天才画家山下清为蓝本的系列喜剧,本作为第67部。
来到和歌山的山下清(芦屋雁之助 饰)偶遇西幸酱油作坊的老板女儿和美(河合奈保子 饰)。和美代替生病的父亲一郎(藤岡琢也 饰)管理工厂,为了保护坚持手工制作酱油的作坊不被现代机械化生产的大厂吞并,并鼓励和美与她的恋人、渔夫泽井龙马(新藤荣作 饰)结婚,清帮助和美一起度过难关的小故事。
『必殺仕事人激突!』(ひっさつしごとにん げきとつ)は1991年10月8日から1992年3月24日まで、テレビ朝日系で毎週火曜日21:00 - 21:54に放送された、朝日放送と松竹(京都映画撮影所、現松竹撮影所)共同製作の連続テレビ時代劇。全21話。主演は藤田まこと。
必殺シリーズの第30作、必殺仕事人シリーズの第9作、中村主水シリーズの第15作である。
スタッフ
制作 - 山内久司(朝日放送)、櫻井洋三(松竹)
プロデューサー - 福永喜夫(朝日放送)、高橋信仁(松竹)、武田功(京都映画撮影所)
脚本 - 吉田剛、中村勝行、篠崎好、高山由紀子、保利吉紀、田上雄、いずみ玲、鴨井達比古、中原朗、佐藤五月
音楽 - 平尾昌晃[22]
編曲 - 竜崎孝路[23]
ナレーター - 徳光和夫
協力 - エクラン演技集団、新演技座
監督 - 原田雄一、石原...
『秘必殺現代版 主水の子孫が京都に現われた 仕事人vs暴走族』(マルひ ひっさつげんだいばん もんどのしそんがきょうとにあらわれた しごとにんブイエスぼうそうぞく)は、1982年12月31日の金曜日21:30 - 23:18に、朝日放送と松竹(京都映画撮影所、現松竹撮影所)が共同製作テレビ朝日系列で放送されたテレビドラマ。主演は藤田まこと。
必殺シリーズの長時間スペシャル第3弾である。
『必殺仕事人III』のレギュラー出演者が、現代の京都を舞台に悪を闇に葬る異色編。構成も異色で、藤田まことと他の出演者たちが撮影が終了した大晦日に集まり、秘密裏に制作したプライベート フィルム[注釈 1]の完成お披露目会を行うという導入から始まり、CM前後には試写室に一旦場面が戻り、そのリアクションを見るスタジオ中継(VTR映像)を流す二元構成となっている。これがタ...
お見合いのため長野県諏訪に出かけた東京の刑事小林。ところが仲人の古屋が焼死体で見つかり、お見合いは中断。小林は事件の捜査に乗り出す。一方小林のお見合い相手明子も関西のヤクザに命を狙われていた。
妻とほかの男の間に出来た子どもである一人娘が、結婚の報告のために帰郷するが、父親は反対する。関西地区で最高視聴率32.8%(ニールセン調べ)を記録したという。「芦屋雁之助、芦屋小雁、芦屋雁平、の「芦屋三兄弟」そろっての出演で話題を呼んだ。【この項、文春夏秋冬】」【データ協力春夏秋冬】
岡山の喧嘩騒ぎで過剰防衛の罪に問われた朝吉が、兄の辰吉の奔走で、執行猶予つきながら出所してきた時、辰吉は土地の悪徳ボス中沢のために大怪我をさせられた。辰吉は土地の浄化のために市会議員選挙に立候補したのだが、それが中沢の邪魔になったのだ。折角、兄の仕事を手伝い、堅気の生活に入ろうと決心した朝吉は、こんな状態に巻込まれては、持前の喧嘩好きの性分が頭をもたげてくるのをどうしようもなかった。兄の会社の事務員鈴子に慕われた朝吉は、夜、鈴子と歩いている途中、中沢組の者に襲われ、罠にかかって殺人犯に仕立て上げられてしまった。その上、朝吉の無実を証明出来る鈴子は中沢組に捕われ、大阪に連れていかれたのである。そんな時、新聞で朝吉の急を知った清次が、重傷を負って入院している身をおしきって駆けつけて来た。警察の目を逃がれて、鈴子を探すべく大阪へ来た二人は、鈴子を中沢の子分...
火の鳥--その血を飲む者は不老不死の命を得るといわれている。女王ヒミコによって統一されているヤマタイ国をマツロ国の天弓彦が訪れた。弓彦が火の鳥を射落としてヒミコに献上すれば、ヒミコはマツロ国を攻撃しないと約束したからだ。その時、マツロ国は、高天原族のジンギが率いる騎馬軍団の急襲で全滅し、踊り子のウズメだけが連れさられた。一方、クマソの国では、ヒナクが瀕死の状態でいた。その彼女の病いを漂流者のグズリが快復させた。クマソの長、カマムシはグズリとヒナクを夫婦にさせ、弟ナギ少年は二人の結婚を祝福した。だが、グズリは火の鳥の生き血を求めるヒミコが送りこんだヤマタイ国のスパイだった。婚礼の夜、グズリの合図でヤマタイ国の猛将、猿田彦が指揮する大軍船団が、クマソを攻め滅ぼした。猿田彦に連行されたナギはオロという少女と親しくなる。ナギとオロはヒミコ暗殺を企てるが失敗し...
元禄十五年十二月、四十七士が本懐をとげると、世はあげて賞讃の声を惜しまなかった。時の幕府は将軍綱吉を中心として、義士の処遇について苦慮した。儒学者荻生徂徠は、世論が賞讃と同情をもりあげ、助命の処置へ向って沸騰して行くのを承知の上で、敢えて義士に対する処置は「切腹」であるべき事を主張した。それは情においてではなく、法の名においてであった。かつて徂徠がおからを喰って勉学に励んでいた苦学時代、その長屋に隣り合せていた踊りの師匠おかつは、徂徠を尊敬するあまり、身の廻りの世話まで見た間柄で、徂徠もまた、おかつの芸に高い評価を惜しまなかった仲であった。しかし徂徠が将軍膝下にあって義士処遇の事を議する現在となっては、その立場が逆転した。つまり、おかつの弟間新六は、徂徠によって死に当面することになるのだ。義士の一人、中村勘助の恋人であるおしまも、おかつ同様徂徠に対し...
闇の仕置き人鬼頭清次は榊組組長の未亡人美沙と出会う。美沙は榊組を解散し土木会社を設立する。工場現場が何者かによって爆破された。鬼頭は、爆破事件の生き残り菊池から驚愕の事実を打ち明けられる……。
刑務所に入った清次から、彼を陥いれたペテン師が四国にいることを聞いた朝吉は、単身その港町に渡った。ところが、目指す菱屋運輸には一足お先に贋の朝吉と清次が現われ、金を捲き上げていったというので、さすがの朝吉も唖然となった。朝吉は菱屋に潜り込んで二人を探ったが、これも長年売り込んだ悪名のせいだと、あまりあくどいこともやりそうでない贋者兄弟を許すことにした。ある日、パチンコ屋を経営する美人の咲枝を知ったが、彼女は贋の朝吉こと一郎にぞっこん惚れこんでいて、“悪名”にあこがれ朝吉のそれとない忠告も耳に入らぬ始末。その頃、ペテン師柿本は港の商店街の主人達を巧みに丸めこみ、改築移転をすすめていた。彼は実は隣町の追風組親分鷺原の片腕で、勢力拡張のため工作していたのだ。また柿本は鷺原の意に従い、咲枝を連れ出してにせ朝吉の正体をあばき妾になれと迫るが、後を追って来た朝吉...
『盤嶽の一生』は、嘘が大嫌いで、騙されても、騙されても己の信念を曲げない浪人阿地川盤嶽の生き様をユーモアたっぷりに描く人情時代劇である。
原作の白井喬二は、大正~昭和初期にかけて大衆文学で人気を博した作家で、同作は昭和7年(1932年)3月~12月にかけて「オール讀物」にて連載された。
翌昭和8年(1933年)には、天才と謳われながらも、若くして戦地で没した山中貞雄が、大河内傳次郎の主演で映画化している。
この映画に、若き日に感銘を受けた市川崑が映像化を切望し、全10話から成るテレビシリーズとして実現したのが、本作である。
山中が撮った映画はフィルムが現存しておらず、本作では山中自身の手に依るシナリオからエピソードを拾うことで、オマージュが捧げられている。
市川自身が手掛けたのは、第1、2話で、大胆なワイプ、紅葉をバックにしての立ち回り、スローモー...
大阪のチンピラサブは駅前で家出娘を引っかけようと仲間と網を張っていた。そこへ現れたのが花子で、サブたちはまんまと誘惑に成功する。だが仲間が花子をだましてワイセツ映画を撮ろうとした時、サブは花子を連れて逃げ出した。母親がいないという似た者同志の親近感が生まれて、ふたりの仲は深まった。金に困ったサブは、花子をエサに気弱そうな中年男(有島)に因縁をつけると、男は非を詫びて、ビールまでおごってくれる…。大阪のチンピラヤクザと貧しい生まれの女のほろ苦く哀しいコメディー。