『ニューヨーク恋物語II 男と女』は1990年10月18日-12月20日フジテレビ木曜劇場(午後10時枠)で放送された田村正和主演のテレビドラマ。1988年版とは異なり、コメディタッチのストーリーで、舞台がニューヨークであるということ以外、配役設定を含めて関連性はない。
「ほんの少しのもうひとつの人生」がテーマ。
『3番テーブルの客』(さんばんテーブルのきゃく)は、フジテレビ共同テレビ製作の1996年に放送された深夜ドラマ。
「古畑任三郎」や「王様のレストラン」で知られる脚本家の三谷幸喜による書き下ろしの脚本を、毎回違ったスタッフキャストで制作するという番組。
冒頭の「台本が同じなら同じ作品が出来上がると思うならあなたはドラマを知らない」のナレーション通り、演出によって作品の雰囲気が変わるということがよく解る作品となっており、演出家を目指す者には打って付けのドラマである。実際、話の筋は全て同じなので退屈な物に思えそうだが、キャスティング、小道具など、どの回も様々な演出家の個性が溢れており、飽きさせない作りになっている。
第1回は三谷作品をもっとも多く演出している河野圭太が担当、以後「世にも奇妙な物語」や「笑の大学」で知られる星護や「マルサの女」の伊丹十三、と...
いまどきのキャリアウーマン、恋にはちょっと不器用な33歳野咲民子 (浅野ゆう子)。一方、若さと肉体を武器に男に突き進む23歳北島夏生(奥山佳恵)――― キャラクターの異なる2人の女が、それぞれ人生の伴侶に選んだ男が、なんと同一人物だったことから始まるドラマ。
アナウンサーぷっつん物語(―ものがたり)は1987年にフジテレビで放送されていたテレビドラマである。全6話。
人気ドラマ枠である「月9」枠の第1作であるとともに、フジサンケイグループの関連企業を舞台にした「業界ドラマシリーズ」の第1弾でもあった。
10年ぶりに南米から帰国した老人、榊隆之(田村正和)は、大財閥の御曹司である海棠泰隆(古谷一行)に会いに行く。2人は異母兄弟で、かつて泰隆の妻、志津子(高橋惠子)を奪い合った宿命のライバルである。
少年時代から50年に及ぶ対決に決着をつけようと、胸に拳銃をしのばせる隆之の脳裏に、これまで愛してきた女たちの姿が浮かぶ。ともに家庭を持った千恵(石野真子)、激しく燃えた森下真実(池上季実子)。だがずっと愛し続けたのは志津子。そして、人を愛すれば愛するほど、自分も周りも不幸になっていく隆之だった。
生涯にわたり一人の女性を取り合う。だた単なる三角関係ではなく、波瀾万丈の展開を見せる筋書きで善悪では割り切れない複雑な人間模様を描いており、この時代のドラマとしては大変珍しい作品である。
東京と神戸を舞台にした長編メロドラマ。第一回がドラマ全体のラストシーンから始...
元ラグビー選手で日本代表の監督としても活躍した“ミスターラグビー”平尾誠二と、iPS細胞の作製で知られる山中伸弥の知られざる実話をドラマ化した本作。2010年、雑誌の対談企画で出会い意気投合した2人は、急速に親交を深めて家族ぐるみの付き合いをするように。しかし平尾は2015年にがんの宣告を受ける。ドラマでは、病と闘い続けた平尾と家族の深い愛情、そして医師として治療法や病院探しに奔走し、最後まで親友に寄り添い続けた山中との友情が描かれる。
生ワイドショーと生ドラマ、それに15分のVTRショートドラマを合体させた長時間スペシャル。大原麗子がメーンキャスターと主演女優の二役に挑戦。なお、当初は鎌田敏夫脚本のドラマも予定されていたができあがった番組では鎌田作品はない。このほか、師走の町の模様や小比類巻かほるのドキュメントも。「マニゴンバゴンタオン」はフィリピン語で「あけましておめでとう」の意。早坂暁は本作で書いた「哀しや女ずもう」を題材として1991年に『女相撲』(TBS)を発表した。星田良子の演出デビュー作。「たまたま早坂暁脚本の演出家だけが決まらずに残っていたので、星田(良子)はプロデューサーの中山(和記)に、演出をやらせてほしいと頼み込んだ。ニューヨークに出張中だった中山に、便せんで15枚にもわたる長い手紙を書いて、どうしても演出をやりたいという希望を述べた。この長文の手紙を送りつ...
3个小故事:
1「子持ちだって働きたい」
初めての子、健太が満一歳、出版社勤めの峰子(古手川祐子)は育児休暇も終わって社会復帰だ。夫の正和(うじきつよし)も協力を約束しているし、近くに住む姑が健太の世話をしてくれるから心配はない...はずだった。
久しぶり出社してみると峰子の席はなく、課長もよそよそしい。そんなところへ、泣きわめく健太を持てあました姑が電話をかけてくる。姑は峰子の育児方針などお構いなしに次々に高価な玩具ばかり買い与え、甘いものをやたら食べさせる。あげくは峰子の言葉に腹を立てて帰ってしまう。正和は何ひとつ取り合わない。困り果てた峰子は健太を抱えて、出勤前の保育所探し。だが、どこを駆けまわってもらちがあかない。
2「結婚は女の墓場!?」
石田まり(千堂あきほ)は、同じ会社に勤める小田淳一(渡辺いっけい)と婚約をした。しかし、まりは結婚し...