必殺シリーズの長時間スペシャル第14弾である。
『必殺スペシャル秋 仕事人vs仕事人 徳川内閣大ゆれ! 主水にマドンナ』(ひっさつスペシャルあき! しごとにんバーサスしごとにん とくがわないかくおおゆれ! もんどにマドンナ)は、1989年10月6日の金曜日20:00 - 21:48に、ABCと松竹(京都映画撮影所、現松竹撮影所)が共同製作テレビ朝日系列で放送された時代劇。主演は藤田まこと。
概要
本作は、当時の時事ネタが強く反映されている。放送された1989年当時は、前年のリクルート事件や4月の消費税導入などで、参議院選挙で自民党が日本社会党に大敗した時期である。当時の社会党は女性党首の土井たか子が率い、選挙でも女性候補者を多く出したことからマドンナ旋風と呼ばれた。脇坂と石倉の政局争いは、自民党政権内での抗争をモチーフとしている。また、竹薮か...
必殺シリーズの長時間スペシャル第9弾である。
概要
15年続いたレギュラーシリーズ終了の直後に放送された。これ以降、『必殺仕事人激突!』で復活するまで年数回のスペシャル路線として継続していくことになる。 安政の大獄や唐人お吉をストーリーに導入し、桜田門外の変で大老井伊直弼を暗殺したのは、頼み人から依頼を受けた中村主水であったという内容。
何でも屋の加代が仕事人グループ「絵日傘」の元締として再登場し、自らも殺し技を披露するが敵の襲撃に遭い、グループは崩壊。終盤は主水と組み、仕事人の密偵として復帰した。政と影太郎は終盤のみの出演。政に至っては台詞が解散の際に発した一言のみであった。
2013年放送の『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系列)のコーナー「新3大○○調査会」で、本作が取り上げられた時はなぜか、ゲスト出演の江夏豊の演技がクローズアップさ...
東北を中心に活動を続ける直木賞作家高橋克彦の同名恐怖小説を原作に、彼の地元盛岡で真冬のオールロケを敢行して描いた土着ホラー。“人柱”をテーマに、古い因習に由来する謎の現象に苦しめられるひとりの男の恐怖を描く。
雪が深く降り積もったとある街。バイオレンスを売り物にしている小説家佐藤英一は、亡き父が森で謎の麻袋を鉄パイプで繰り返し殴る奇妙な幻想に悩まされていた。ある日、英一は実家の床下から由来の不明な骨壺を見つけ、“人柱”と書かれた古文書とともに家に持ち帰った。妻槙子が息子隆を連れ家を出てしまい、英一ひとりとなってしまった淋しい我が家。英一は恩師、大野教授の助けも借りながら謎の解明を始める。しかし同時に、英一の周りで奇妙な現象が起こり始める。そして、次第に佐藤家を巡る過去の恐るべき事実が明らかとなっていく……。