3人のCMディレクターと若手女優たちがタッグを組んだ本作。松岡芳佳が監督を務めた「ただの夏の日の話」では、見知らぬ場所で目を覚ました深川麻衣演じる会社員が、古舘寛治扮する“知らないおじさん”と過ごすひと夏の思い出がつづられる。大森歩の監督作「春」には古川琴音と花王おさむが出演し、認知症が進む祖父と2人で暮らす美大生の1年間が描かれた。金川慎一郎が監督を担った豊嶋花と長澤樹のダブル主演作「冬子の夏」は、進路に悩みながら高校最後の夏を過ごす親友2人の物語で、関太(タイムマシーン3号)もキャストに名を連ねている。
「名古屋行き最終列車」は、愛知県、岐阜県を基盤にする私鉄「名古屋鉄道」を舞台に、名古屋へ向かう最終列車で繰り広げられる人間ドラマを描いたヒューマンコメディー。
みなさん本当にありがとうございます。
6度目の冬がやってきました。
松井玲奈さんも六角さんも大杉さんも吹越さんも松下さんも「もう一年経つんだね」と笑顔で名古屋にやってきてくれました。
今回も同じ役柄の登場人物が一年経った設定でつづきの物語を綴っていきます。
ある俳優さんは「こんな形式のドラマ他に無いよね。続けてくれて本当に嬉しい」と言ってくれます。
ある女優さんは「登場人物も1年経って、少し変化がある設定になっているんだけど、私たちも役者として人として充実した人生を送っていないとせっかくの一年の経年を表すことができないかもしれない。去年と変わってないと言われたら情けないし、私の一年を試されている気がする」と語りました。
そしてある中堅男優さんは「一年間で何か残してここに来たい。自分たちがさらにビッグになって名古屋に集まって、有り得ないくらいのメンバー...
また巡ってきました、この季節が。
一年に一度の冬真っ只中の名古屋行き最終列車。
この一年みなさんいろんなことあったと思います。
楽しいこと悲しいこと喜んだこと辛かったことつまんなかったこと。
波乱万丈だった方も平穏無事だった方もそれぞれの人生の歩みの中にいらっしゃったと思います。
このドラマの登場人物も同じです。
みなさんと同じように2016から2017へと一歳、齢を重ねています。
そんな立ち位置で名古屋行き最終列車の物語を進めています。
(以前からも大体そうだったのですが、2年後という人もいたりしてまちまちだったので今年からはきっちり一年後の話しとします)