渡瀬恒彦主演「十津川警部」シリーズ第7弾。物語は十津川警部夫妻が乗った豪華特急トワイライトエキスプレス号の中で展開する。この列車を舞台にシリーズ最凶の冷血な殺人犯竹内に挑む! 今回初めて十津川警部の妻直子が登場。その直子役にかたせ梨乃が扮するほか、榎木孝明、秋本奈緒美、薬丸裕英、そして中畑清といった豪華キャストの競演も見どころ。
【ストーリー】
十津川警部(渡瀬恒彦)が妻直子(かたせ梨乃)と久々の休暇を楽しむつもりで乗った札幌発“豪華特急トワイライトエキスプレス号”。トワイライトエキスプレス号は札幌から大阪まで約22時間で走る人気の寝台特急である。その車内で凶悪犯の竹内耕三(榎木孝明)と一緒になる。彼は6年前に婦女暴行傷害で十津川が逮捕した男だ。凶悪事件の予感がして落ち着かない十津川だったが、列車は定刻どおり発車。間もなく殺人予告メモが車...
渡瀬恒彦主演「十津川警部」シリーズ第5弾。初夏の福島会津高原を舞台に、巧妙に仕組まれた偽装殺人の謎を追う。おなじみ十津川警部と亀井刑事の執拗なまでの捜査とプロの勘で、東京と会津を結ぶ偽装殺人の太い線が浮かび上がる。共演は伊東四朗、中村あずさ、阿部寛ほか。
【ストーリー】
東京上野で保護された記憶喪失の男(阿部寛)の衣服には、おびただしい血痕が付着していた。殺人事件に絡んでいると直観した十津川(渡瀬恒彦)の詰問に、男は“高沢明”と名乗る事しかできない。一方、会津で“高沢あきら”という女性の他殺死体が発見され、明の衣服の血痕と彼女の血液型が一致した。十津川は「2つの関連事件が作為的では」という疑念を抱く。
平安時代。信濃の大領の息子大伴次郎親信は京の都へ向かう途上、迷い込んだすすきケ原の六角堂で女陰陽師の杜女に出会い、世に名高い笛師喜仁の作になる謎めいた笛を手渡された。その後上洛した次郎は、身を寄せた三條中納言の館に住む萩姫に心を奪われる。だが萩姫は朝廷に入内が決まっており、さらに姫の心は色事師蔵人の少将安麻呂の虜となっていた。次郎は想いを込めて笛を奏で、その笛の音に人の心はざわめいていく。思いつめた姫の心を悟った次郎は姫の文を安麻呂に届けるが、安麻呂には自分の地位を賭けてまで入内の決まった女と深入りする気もなく、次郎は行き場のない怒りを胸に宿らせる。次郎は姫を山中の隠れ家にさらって想いを打ち明け、安麻呂の本心を知って絶望した姫は次郎の前に体を投げ出すが、心の通わぬその姿を見た次郎は恋を諦め姫を館に送り返すのだった。次郎は姫をさらった罪で検非違使...
幼い頃からプロレスに憧れていた千種は、車イス生活の夫と酒好きで働かない義父、そして折り合いの悪い義母を彼女の収入で支えていた。唯一の味方である警察官亀田の紹介で女子プロトレーナー水島と出会った彼女は、幼い頃からの夢をかなえるべく上京するのだった……。この作品がきっかけとなり、現役復帰を果たした女子プロレス界のスター長与千種の初主演作品。全日本女子プロレスの全面協力を受け、現役のレスラーの多くが出演。また、つかこうへい演劇に欠かせない役者陣が顔を出しており、つかファンにとっては楽しみの一つである。
武田鉄矢の監督原作主演による人情コメディの第5弾。あるトーナメントで金次郎とラウンドしたマレーシア選手ベンが、金次郎の想い人桜子にひと目惚れしてしまう。そんな中、金次郎は全英オープン出場権を賭けた海外遠征に参加することになる。
武田鉄矢の監督原作主演による人情コメディの続編。腰を痛めたことでスランプに陥り、覇気を失った金次郎。そんなある日、彼の元にシニアゴルフゼ勝又が指導を受けにやってくる。彼のやる気に触発され、金次郎も次第に活気を取り戻していく。
現代のヤクザ組織を取り巻く環境は非常に厳しい状態にあった。暴力団新法にバブルの崩壊…。物語はそんな時代の大阪にある、弱小の吉留組2代目組長吉川一平(役所広司)を主人公に、日々シノギを続けるヤクザの姿を描く。ある日、吉川は料亭で、かつて何かと世話になった丸三不動産島本の息子島本忠男(阿部寛)と出会った。現在、忠男は若社長となっていた。そんな2人が、地上げに関するトラブルに巻き込まれていくのだった…。
1989年4月15日にアニメ化より先に、浅香唯主演で実写映画化。柔道家やプロレスラーがカメオ出演している。製作は東宝映画、マイカル(現:イオンリテール)。配給は東宝。上映時間は97分。後にVHS版がリリースされたが、現在は廃盤となっており、DVD版Blu-ray版はリリースされていない。