人類の植民惑星が異星人ククトニアンに攻撃され、護衛の守備隊は全滅、13人の子供達が取り残されてしまう。彼らは異星人に囚われた家族や友人達を自分達の力だけで救出するために、人型兵器ラウンドバーニアンで異星人と戦いながら、地球軍の練習艦ジェイナス号で旅をする、というストーリー。ジュールヴェルヌの小説『二年間の休暇』(少年向けには『十五少年漂流記』)をモチーフにしている。この宇宙版『十五少年漂流記』のアイディアは、『機動戦士ガンダム』の企画時に考案されたものだったが、『ガンダム』はそれとは異なる方向へと進んだため、改めてこのモチーフを用いてアニメ化したのが本作であり、そのため「原案」として富野由悠季の名前がクレジットされている。
メカやアクションに加えて、等身大の少年少女が生活し成長する物語でもある本作品は好評を博し、本放送後にも総集編が2本(『カチュア...
水曜劇場 (TBS)
高校2年生の長女がふいに家出を。両親は理由がわからず心配し、別居している長男を呼んだ。1974年にユニチカマスコットガールに起用されデビューしたモデル手塚理美のドラマデビュー作。
原作は藤原審爾の著作『落ちこぼれ家庭』(新日本出版社)。当時の社会における、家庭の意味とは何かを問いかけたシリアスな人間ドラマ。
東京都内にある名谷家はごく平凡な夫婦共稼ぎの一家で、一戸建てのマイホームに住んでいる。3人の子供たちも素直で順調に育っているように見えたが、ある日、高校3年の長女宗子が突然家出。両親は最初その家出の原因がわからず戸惑ったが、宗子の日記に「私の家に"家庭"はない」と書き残されているのが見つかった[1]。宗子は亜子と一緒にアパートの一室を借りて自立した生活を始める。一方名谷家では、別居している長男裕士を呼び寄せて話し合い...