映画評論家でドキュメンタリー映画作家でもある田中千世子監督が、世界遺産の地和歌山県熊野地方を舞台に手がける「熊野から」シリーズ3部作の完結編。セミドキュメンタリー形式で描かれた第1作「熊野から」、物語性のある劇映画として製作された第2作「熊野から ロマネスク」に続く今作は、再びセミドキュメンタリー形式となり、熊野地方の中心的な都市である新宮市にフォーカス。シリーズおなじみの登場人物である俳優兼エッセイストの海部剛史と担当編集者のサキが、取材のために現地を訪れたという設定のもと、2人の取材旅行を通して、新宮市の精神風土や文化的背景をひも解いていく。
映画評論家として活動する一方、映画監督として「能楽師 伝承」「なるしまフレンド 俺っち自転車道」といった作品も発表している田中千世子監督が、紀伊半島南部に位置する熊野を舞台に描いた作品。俳優で旅行ライターの海部は、旅のエッセイを書くため親友の岡部とともに熊野を訪れる。初日は神倉神社から熊野川沿いに本宮大社を経由し、十津川村へ。2日目は玉置神社を訪れた後、果無集落の入り口まで登る。3日目は神倉神社で知り合った宮司に誘われて神内神社を訪れ、大山の修験者道場へと向かう。海部は旅を通し、単なる観光では見出せない、熊野の奥深く不思議な魅力にひきつけられていく。旅の行程の多くはシナリオでは決めず、現地で生まれたものをそのまま採用するという方法で撮影された。
闇との決戦から二年。ブルードラゴンを失ったシュウは、ブーケ、レゴラスと共にレジスタンスを組織し、ロギ率いるローゼンクロイツといまなお戦っていた。
そんなある日、突如空から謎の物体が降って来る。シュウとブーケが巨大なクレーターが出来た現場へと駆けつけると、そこにノイという少年が現れる。ノイは何故かシュウの事を影使いだと知っており、見下したような口調で「すぐに殺されてしまう」と告げる。
そんな中、ノイを追うように巨大ドラゴンが現れ、突然、攻撃を仕掛けてくる。絶体絶命の危機。だがそのとき、ノイの能力によって、シュウの影から再びブルードラゴンが出現する。