小学校の教師山崎正彦には作家志望の妻靖子がいるが、生活はすれ違いが多くて離婚寸前だった。ある朝正彦は通勤途中、向いのホームの若い女性に一目惚れした。正彦の担任する5年3組の生徒達は創立記念日に「ゲゲゲの鬼太郎」を上演するはずだったが、学校側の指導で「ロミオとジュリエット」に変更させられてしまう。純愛を信じない今の生徒達からは文句が出た。正彦がかつて一緒に芝居をしていた青木の劇団「空飛ぶクジラ」が現代版「ロミオとジュリエット」をやるというので生徒達と見に行った。芝居は好評だったが、終演後突然劇団は解散。そして青木は自殺してしまう。そんな時正彦は探し求めていた女性沢木真智子と再会し、彼女にアプローチした。しかし、真智子は彼に気があるのかないのかノラリクラリと逃げる。正彦は真智子を追いかけ始めるが、もう一人謎の男が彼女を追っていた。一方、学校では生徒...
An anthology featuring works of film-makers from Asia. The film revolves around the theme of the effects of capitalism.
2012年夏季 日本テレビ 日剧SP
今や離婚は年間25万組、2分に1組が離婚する時代。増え続けるシングルマザー、シングルファーザーのために一時的に家族をレンタルする会社、それが『ファミリーロマンス』だ。社長は時代の寵児と呼ばれている山室修司(玉木宏)。
この『ファミリーロマンス』に面接を受けにきた小橋紅子(田中麗奈)は早速、仮採用として仕事を任せられる。内容は結婚式で新婦の家族や親族、同僚、友人になりすまし披露宴に出席することだった。
会社説明に書いてある社会貢献とは全く違うことに異論を唱える紅子に「なら、やめるしかないわね」とクールにこたえるのが総務統括の澤香織(吹石一恵)。修司の右腕として会社を取り仕切る存在である。修司は「家族を再生させる人助けの会社だ」というが、紅子はどうしても納得がいかない。
そんな折り、ひとつの仕事が舞い込んでくる。...