8年前に鹿児島で衝動殺人を犯した小西晋吉(小沢仁志)が刑期を終えて出所することになり、当時彼を逮捕した西鹿児島署の女性刑事大山純子(夏樹陽子)が出迎えのため上京してきた。純子とは十年来の知り合いで、彼女が思いを寄せている警視庁の十津川警部(渡瀬恒彦)は1人では危険だと判断し、彼女に同伴した。無関心を装う言葉と裏腹に小西の態度は、まだ純子に恨みを抱いている様子だった。その頃、かつて小西の逮捕に協力した鉄道公安官が殺害される。小西が疑われるが、刑務所を出た頃に犯行が行われたのでアリバイは完璧だった。その小西が特急「はやぶさ」に乗って鹿児島に向かった。純子と亀井(伊東四朗)は遅れて新幹線に乗り込み、新大阪で小西に追いついた。小西は同じ車両に乗る、謎の女性を監視しているらしい。しかし、亀井が謎の女性に気をとられた隙に、小西は純子と乗客の男性を刺し逃走。生き...
元警視庁捜査一課の警部補だった夜明日出夫。現在は刑事を辞めしがないタクシードライバー。妻とも離婚し一人娘のあゆみと会える日を楽しみにしている。そんなある日、一組のカップル客夏木と静香が喧嘩を始めた。どうやら愛人関係らしい。男性は次の選挙に出馬するというが、女性は「借金を返してくれ」とすごい剣幕だった。次に若い女性が乗車してくるなりラジオをつけてくれという。女性のDJの声が聞こえてきた。DJは大町千沙という大学教授で女性客、律子の従姉妹だという。目的地のラジオ局に到着すると、ちょうど千沙が出てきてファン達に囲まれているところだった。大町千沙は夜明を見るなり驚いた。なんと夜明は千沙の初恋の相手で二人は高校時代に付き合っていたのだ。千沙は逗子の豪邸に住み込みのお手伝いさんと一緒に暮らしていたが。今日はお手伝いさんが休みで1人では淋しいというので、律子が休...
元刑事のタクシー運転手夜明(渡瀬恒彦)は、中原茜と名乗る女(高橋恵子)を乗せた。女は「人を殺してきました」と言い、抱いてと夜明に迫った。自殺でもしかねない様子だったため、夜明は女と同宿する。翌朝、女は指輪を残し姿を消した。間もなく、その指輪とペアの指輪をした男の片腕が発見された。被害者は多門(下元史朗)というリゾート会社社長。
人気シリーズ第3弾。ゴルフ場用地で所有者の1人が変死。土地買収のトラブルか、財産狙いか?元刑事のタクシー運転手夜明が巧妙な犯罪に挑む。「元警視庁捜査一課の警部補だった夜明日出夫。現在は刑事を辞めしがないタクシードライバー。妻とも離婚し一人娘のあゆみと会える日を楽しみにしている。そんなある日、元同僚の神谷から依頼を受けた。一人の老婆若宮承子を岩手県一関までタクシーで送っていって欲しいという。承子の遠縁陣の内千秋がゴルフ場の造成地の谷底に車ごと落ち亡くなったのだ。承子はゴルフ場造成に伴いトラブルに巻き込まれて一人では危険それにボケはじめていた。若宮一族は岩手の資産家で莫大な土地を所有していた。亡くなった千秋は土地を売却しており、承子が土地を売らない限り工事が進められず、ソエニア企画は執拗に承子に「早く土地を売れ」と迫っているのだった。千秋の遺体に不...
渡瀬恒彦扮する元敏腕刑事で、今はタクシードライバーの夜明日出夫が、持ち前の推理力を生かして事件の謎に挑むシリーズ第4弾。刑事を辞め、現在はタクシードライバーとして働いている夜明日出夫(渡瀬恒彦)。ある日、夜明は一人の男性を川治温泉まで乗せた。夜明の宿泊代を出してでもタクシーで行きたいという。話を聞くと、男は井狩と名乗り、殺人で五年の刑期を終えて出所、現在は妻と離婚調停中などと夜明に聞かせた。その晩、夜明と語り合った井狩だったが、ちょうどその頃、井狩の妻真由美から警察へ助けを求める110番通報が入っていた…。
上野駅で青酸カリによる無差別連続殺人事件が発生。犯人は上野駅に対し8千万円を要求し、取引に応じない場合はさらに被害者が出る事を匂わせた。犯人逮捕に絶対の自信を持つ十津川(渡瀬恒彦)は、現金を用意させ、取引に応じる姿勢を見せて、背後から犯人を確保する作戦に出る。取引の際、十津川たちは犯人グループのひとり朝倉(城後光義)を逮捕したが、完全黙秘を貫き捜査は進展しなかった。ただ、その時現場にいた妙な女を十津川は見逃さなかった。その女はソープ嬢のゆき(島田陽子)だった…。
新聞记者の男尤卜儿二飞魅惑的女二出会3。女态取卷<謎の殺人事件二男卷走达末机飞L1<。1989年3月二放送九左“望卿、中国服の女』尤好部龙左乙七5同U秋吉久美子主演飞制作过机龙。
強盗に暴行された被害者の女に思いを寄せる刑事。が、4年後、2つの殺人事件の陰にその女が浮かび上がる…。岐阜中央署の刑事である西脇(西郷輝彦)は、4年前、銀行強盗事件の現場で足を撃たれたうえに犯人を取り逃がした。犯人は人質に客の駒木清絵(黒木瞳)を連れ、清絵は暴行されてしまう。犯人不明のまま、西脇は署内の冷たい視線に耐える毎日だ。事件以来、東京のバー勤めの清絵をたまに訪ねては気遣う西脇。2人はいつしかひかれあう仲になる。そんなある日、岐阜市内で殺人事件が発生。被害者の細田(浅見小四郎)は意外にも清絵の同棲相手だった。容疑者の村島(樋浦勉)は犯行を否認するが清絵の名に動揺をみせる。村島の犯行を確信した西脇は上京し、本庁の跡見(露口茂)の協力を得て捜査を始めた。
第39回江戸川乱歩賞受賞作(桐野夏生)の映像化。ルポライターの耀子(村上里佳子)が失踪。婚約者の成瀬(役所広司)は、彼女の親友、ミロ(鶴田真由)と共にその行方を追う。「中古外車販売業の成瀬(役所広司)は、妻子と別れて愛人のルポライター耀子(村上里佳子)と婚約していた。その耀子が、横浜中華街で貿易商殺しの現場を目撃、車で逃げる犯人の金髪女の写真を撮った。特ダネと勢いこむその耀子が突然姿を消した。成瀬が耀子にあずけた1億2千万円の金とともに。成瀬が彼女の部屋から帰った夜のことだ。金はボスの上杉(岡田真澄)に返す金だ。成瀬は耀子の親友ミロ(鶴田真由)と二人で耀子の行方を追う。その耀子の水びたしの死体写真が、死体愛好家川添の家で見つかった。しかもその川添も首吊り死体になっていた。耀子を殺したのは誰か?金は誰が?事件に見え隠れする金髪女は何者か。目まぐる...