社長の妻として、幸せに暮らす靖子。だが、彼女が隠している過去をネタにゆすりをかけてくる男が現れた。
フリーライターの尚子(片平なぎさ)とカメラマン克也(船越栄一郎)は、取材で四国丸亀へ。着いた夜、2人の入ったうどん屋の主人岡村が路地で殺される。居合わせた2人は「レオのネコ」のダイイングメッセージを聞く。警察の調べで、事件の前日に岡村を訪ねてきた元旅役者の錦四郎(菅原文太)に容疑がかかるが。
十津川警部の部下橋本の婚約者が、元暴力団員たちに凌辱される事件があった。橋本は自殺した彼女のために辞職。男たちを自ら裁き、網走刑務所に服役していた。それから2年、橋本は仮釈放の前日、所内で事故死した男の遺品を東京の小田切という男に渡すよう所長から頼まれる。橋本は、小田切と下り特急「富士」の車中で会うことになったが、車中で殺人事件が発生。橋本も襲われ、遺品の手帳が盗まれる。