日本製作のオリジナルビデオ。安部譲二原作、三池崇史監督による任侠アクション第2弾。人相違反の丈、忍びの忠、剃刀エリ、造りものの健太。任侠道を貫くカタギの衆を目指し、始めた運送屋。エンジェルの凸凹4人組が、またまた事件に巻き込まれた。早朝、民事党代議士中田の秘書の河原が殺された。河原の娘未央から靴をプレゼントされた忠は、靴底から一枚のネガをみつける。それは、中田が義弟の経営する老人ホームを隠し砦に、政治献金の不法蓄財をしている物的証拠だった。中田は殺し屋を動かし、忠を襲う。間一髪のところで命拾いする忠だが、殺し屋の魔の手は未央に向かう。
朝日奈耀子(眞野あずさ)のもとに、有名シェフ戸川進次(河相我聞)を殺害した容疑でグルメリポーター岡崎梨緒(中島ひろ子)が送致されてくる。
梨緒は半年ほど前、テレビで進次の料理をまずいと酷評。結果、店の客足が激減し、進次が店を辞める事態になった。
その恨みから、進次にナイフで襲われたという梨緒は取り調べで、揉みあう間に倒れてきた鉄パイプの下敷きとなって死んだ進次は、あくまでも事故死で自身に殺意はなかったと主張する。
梨緒の処分を保留にした耀子は…
東京地検の検事朝日奈耀子(眞野あずさ)は、医師免許を持つ異色の女検事。ある日、耀子のもとに雨宮吾郎(勝野洋)という福島県小名浜の漁師が送致されてくる。雨宮には、西麻布署管内の神社で西川彰という男を石段の上から突き落とし殺害した容疑がかけられていた。雨宮は耀子の取り調べに頑として犯行を否定。二人の間にこれといった接点が見つからず、耀子は雨宮の処分を保留、継続捜査を行う事にするが…。
転勤が生きがいの女性判事の活躍を描く第4弾。岐阜地裁に転勤してきた純子(渡辺えり子)は、主婦の早苗(岡まゆみ)が夫の晃(山路和弘)を刺殺した容疑の公判を担当する。純子らは失血死した遺体の後頭部に打撲傷があったことから、早苗以外の関係者がいたと推理する。
大手スーパー“エンゼルA”との共存を歩み出した桐ヶ丘中央商店街に一軒のスナックがオープンした。ママは何と“二代目”たちの幼馴染、明美だった。色めき立つ二代目たちだったが、実は彼女は“エンゼルA”の手先だった。そして桐ヶ丘中央商店街を狙う奴らは、予想もしなかった卑劣極まりないやり方で再び仕掛けてきたのだった。
マンションの駐車場で消費者金融会社経営荻原拓郎(近童弐吉)が撲殺された。乙女は被害者の手に残っていた圧迫痕がひどく気にかかる。なぜなら一撃をうけたときに壊れたと思われる腕時計が現場になかったのだ。乙女は米田(布川敏和)と、荻原とは公私共にパートナーという中村綾乃(久野真紀子)を訪れた。綾乃は腱鞘炎らしく、手には包帯が巻かれ、工藤(石橋蓮司)は綾乃の犯行を否定した。しかし明瞭すぎる綾乃のアリバイが乙女には逆に気にかかっていた。
翌日から顧客たちへの聞き込みが開始され、乙女は『柳井工業』を経営する柳井昭一(篠塚勝)を訪ねた。柳井は荻原に融資を受けたが、返済にいきづまり土地も建物も差し押さえられていた。
その後乙女は、洋食屋『キッチン中村』のオーナーが重要参考人として連行されたと聞き、がくぜんとする。その店は、雅樹(蛭子能収)の知り合いの編集者坪内(尾...
室生医院の医師:亜季子(浜木綿子)の元に、殺人事件を見て体調を崩したという10歳の少年水谷光太(三浦春馬)が、母親のまりこ(神保美喜)に連れられてやってきた。
光太は2ヶ月程前、公園で男が女の首をコードで絞めるのを目撃、そのあと男に追いかけられたと言い、それ以来、体調を崩している。
亜季子と一緒に話を聞いた浜田警部(左とん平)はすぐに捜査をするが、事件の痕跡は発見できない。ところが、川越市内の工事現場で、白骨死体が発見され、 浜田の部下の安田(外川貴博)と竹内(加門良)が現場に向かう。亜季子が埼玉中央医科大学で八木助教授(筒井巧)や助手の井上(森みつえ)と共に検視を行った結果、 被害者は死後2ヶ月程の40歳前後女性で扼殺されたものと推測され、他殺遺体が見つかったことから光太の証言が意味を持ち始めた。
高級マンションの自室でモデルの佳代(久野真紀子)が殺された。夜、何者かに鈍器で頭を殴られ、スカーフで首をしめられたのだ。捜査陣に加わって、乙女(市原悦子)は相変わらず川久保(鶴田忍)にイヤ味をいわれながら冷蔵庫の中をのぞいて、用意されたままのご馳走やワインから野菜庫のヌカ床のタッパーにまで興味を持ったり、サイドボードの写真立てを落っことしたり。
容疑はまず佳代の愛人のロックミュージシャン加藤(佐藤せつじ)、さらに佳代のパトロンの有名料理人浜野(萩原流行)にかかるが、浜野の妻(増田恵子)も絡んで真相は以外な方向へ…。